白血病経験者として、同じ病気で頑張っている人を応援したい
「似た境遇の人の言葉・行動は心に残る」
自分が白血病で入院中の苦しい時に、同じ病気と闘い、回復し、競技に復帰していた水泳の池江璃花子選手の姿に、ものすごく勇気をもらった記憶があります。
自分も池江さんみたいに勇気を与えられる人になりたい、そう強く思いました。
そんなつい先日、予後健診で病院に行った際に、20歳くらいの青年を見かけました。同じ血液内科の先生を待っているみたいだったので、似たような病気の子だと思い、声を掛けてみました。
思った通り同じ白血病で通院中の青年でした。世代が近く、同じ病気を経験した身であるため、お互いにいろいろ話し、会話が弾みました(病院の待合室であるため、小声でしたが)。
会話をしている中で、彼が「無事に大きな治療も終わったけど、普通の生活に戻れるのか、戻っても同学年と差がついているんじゃないか(受験期)」と不安な気持ちを伝えてくれました。
自分自身、実際に社会に戻るまでは同じことを思って、頭痛が止まらなくなるくらい不安だったのを覚えています。
「本当にそうだよね、自分も心身共に外に馴染むまでは不安で頭がいっぱいだった。でも実際は差なんかついてないし、ついてたとしてもすぐ取り戻せるから、焦らず頑張りすぎず、せっかく先生に救ってもらった人生楽しんでこ!」と伝えたところ、彼が安堵の笑みを浮かべて「ありがとうございます!」と言ってくれたのを覚えています。
このときの嬉しさは一生忘れられません。
それに同じ悩みを経験した人の言葉だからこそ、彼に多少なりとも響いたんじゃないかなと思っています。
友人に話し、嬉しい反応が
そこでこの話を友人にしたところ、「それ、もっとやろう」と言ってくれたのです。
そこから一気に話が進み、今は友人らと共にいろんな計画を立てています。
自分の闘病経験を、病気で頑張ってる人のために役立てたい
まずは僕自身が白血病を経験した者として、現在白血病で闘病されている方とつながり、話すことで、不安や孤独を感じたとき・情報が欲しいときなど、少しでもみなさんの役にたてればと考えています。
そしてゆくゆく、この活動に価値があることが実感できたら、もっと広く、様々な病気の闘病経験者・現在闘病中の方を募って、同様のつながりを創れたらと想像しています。
白血病で闘病中の方、気軽にご連絡ください
現在白血病で闘病されている方で、試しに不安な気持ちをぶつけてみたかったり、同じ病気の人の経験談を聞いてみたい、と少しでも思ってくれた方、是非twitterのリプでもDMでもお気軽にご連絡ください!
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