ともあき@白血病経験者

共感してくれる人とのつながりを、闘病を乗り越える支えに。 現在闘病中の方を、同じ病気を…

ともあき@白血病経験者

共感してくれる人とのつながりを、闘病を乗り越える支えに。 現在闘病中の方を、同じ病気を乗り越えた先輩とのつながりで応援したい。そんな仕組みを作っていきます! ご関心のある方、twitterのDMまでご連絡いただけると嬉しいです。

マガジン

  • 20代白血病経験者の「私の闘病経験」

    社会人1年目のタイミングで白血病になり、寛解するまでの闘病経験をお届けします。現在同じような境遇に置かれている方に読んでいただき、勇気づけられたり、参考になれたらと考えています!

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【自己紹介】白血病経験者の僕が闘病中の方を応援するために

はじめまして、ともあきと申します! この度、僕の「闘病経験」と「闘病中の方を応援するためにやりたいこと」をお伝えする場として、noteを始めました。 今回は自己紹介を兼ねて、やりたいことの概要をお届けします! プロフィール ニックネーム:ともあき 1993年      :生まれ 2012年      :大学受験浪人 2013年      :都内の大学へ進学 2017年~2019年:大学院で筋トレしまくる(85kg、183cm) 2019年4月   :就職

    • 自宅療養、そして社会復帰へ!【私の闘病経験⑪(最終回)】

      前回までの記事をまだお読みでない方がいらっしゃいましたら、こちらからお読みいただけると嬉しいです! 自宅療養 前回の続きです! 退院した僕は自宅での療養が始まりました。いろんな制約があります。 動物や自然、人とのふれあい禁止 食事制限 清潔を保つ コロナによる面会禁止 などなど、、他にも細かいものはあります。なので、一緒に暮らす家族にはたくさんの面倒をかけることになります。 自宅には猫がいたので一部屋を僕専用にしてもらい、完璧なまでに部屋をきれいにしてもらいま

      • 再入院【私の闘病経験⑩】

        前回までの記事をまだお読みでない方がいらっしゃいましたら、こちらからお読みいただけると嬉しいです! 再入院 前回の続きですが、移殖後無事退院したと思いきや、またすぐに胃腸の副作用で再入院することになりました。 胃腸の副作用といっても、今までと同じく体内のウィルスが悪さしたことによるものだったので、ホスカビルの服用が始まりました。つまり絶食期間再開です…! この時はすでに体重は60kgを切っていた(もともと85kg)のですが、普通に歩けるぐらいには元気だったので、なるべ

        • 放射線治療【私の闘病経験⑨】

          前回までの記事をまだお読みでない方がいらっしゃいましたら、こちらからお読みいただけると嬉しいです! 放射線治療 さて、移殖も決まったので、あとは治療するのみです! 前々回?も書きましたが、移殖をするには前処置が必要です。 抗がん剤を入れて、さらに僕の場合は全身放射線を照射します。 体中の腫瘍細胞を極力なくし、また、ドナー細胞の拒絶を予防するために免疫細胞を抑制するためです。 (ちなみに、放射線は腫瘍細胞以外の正常な細胞にも影響があるため、例えば、子どもが産めない体に

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        【自己紹介】白血病経験者の僕が闘病中の方を応援するために

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        • 20代白血病経験者の「私の闘病経験」
          11本

        記事

          ドナー【私の闘病経験⑧】

          前回までの記事をまだお読みでない方がいらっしゃいましたら、こちらからお読みいただけると嬉しいです! ドナーとは 造血幹細胞移殖をすることになりましたが、もちろん移殖なのでドナーが必要です。造血幹細胞移殖の場合、骨髄バンク・臍帯血バンク・親族からもらう、のいずれかの方法があります。 骨髄バンクの場合はご想像の通り健康な方が登録してくれるバンクです。献血ルームなどで登録ができます。 臍帯血は赤ちゃんが生まれた際、へその緒からとることができるもので、赤ちゃんやお母さんの体に

          ドナー【私の闘病経験⑧】

          移殖の前に その1【私の闘病経験⑦】

          前回までの記事をまだお読みでない方がいらっしゃいましたら、こちらからお読みいただけると嬉しいです! そして移殖の前処置へ・・・ 2回の抗がん剤が終わり、無事に移殖が可能な状態になりました! 自分は造血幹細胞移植だったのですが、前処置として、事前になるべく体中の造血幹細胞をゼロにする必要がありました。その後に、ドナーから新しい造血幹細胞をもらいます。 前処置というのは人にもよりますが、僕の場合は 抗がん剤⇒全身放射線⇒移殖 でした。 実質3回目の抗がん剤 3回目

          移殖の前に その1【私の闘病経験⑦】

          2回目の抗がん剤治療【私の闘病経験⑥】

          前回までの記事をまだお読みでない方がいらっしゃいましたら、こちらからお読みいただけると嬉しいです! 2回目の抗がん剤治療 無事転院して2回目の抗がん剤治療が始まりました。 次はちゃんとがん細胞が適正値まで減って欲しいと思いながら・・・ 血球が減っていき、免疫が低くなると前回同様副作用が出始めます。 前回と違うのは膀胱炎と胃潰瘍になったことです。 トイレの回数が1日20回以上のときもあり、トイレはするたびに激痛。 モルヒネを使った痛みの緩和なども行いました。 さらに胃

          2回目の抗がん剤治療【私の闘病経験⑥】

          セカンドオピニオンによる転院【私の闘病経験⑤】

          前回までの記事をまだお読みでない方がいらっしゃいましたら、こちらからお読みいただけると嬉しいです! セカンドオピニオン 実は1クール目の間に、家族がいくつかのガン専門病院へ行ってセカンドオピニオンを受けてくれていました。本当にいまの治療方針があっているのか、もっといい環境で治療を受けられないかをメインに聞いてくれていたんだと思います。 そこで、信頼できる先生を紹介してもらえることになったので、2クール目が始まる前の一時退院の間に転院することとなりました。 いま考えると

          セカンドオピニオンによる転院【私の闘病経験⑤】

          1回目の抗がん剤治療の話【私の闘病経験④】

          前回までの記事をまだお読みでない方がいらっしゃいましたら、こちらからお読みいただけると嬉しいです! 寛解導入療法 前回はリハビリの話をしましたが、本題の抗がん剤治療にも触れたいと思います! 急性リンパ性白血病のph陽性の人は必ず移植が必要になるらしく、移植の際は悪い細胞がほとんどない状態でやる必要があります。 その際、必要になるのが「寛解導入療法」です。 移殖前の処置として、さらに化学療法や全身放射線もしましたが、こちらに関しては後日触れます! 寛解導入療法は最初の

          1回目の抗がん剤治療の話【私の闘病経験④】

          リハビリを乗り越えられた理由【私の闘病経験③】

          前回の記事をまだお読みでない方がいらっしゃいましたら、こちらご覧いただけると嬉しいです! まずは歩けるようになることから さあ治療が始まり、最初の難関は、 「抗がん剤治療をしながら歩けるようになるため、リハビリをする」 でした。 初期症状で発熱した時、足に異常が出ていたのです。原因は忘れましたが、「とりあえず歩けないぐらいの症状で済んでよかった」という感情だけは覚えています。 もう少し我慢していたら膿が溜まり、足を切って中から膿をとらないといけなかったりしたみたいです

          リハビリを乗り越えられた理由【私の闘病経験③】

          白血病ってなに?【私の闘病経験②】

          前回は白血病の発症から入院までの話を書かせていただきました。まだお読みでない方がいらっしゃいましたら、こちらご覧いただけると嬉しいです! テレビでしか見たことない白血病の実態を知り、、、 白血病と診断され衝撃だったものの、当初の僕の白血病へのイメージは、「テレビでしかみたことない。なんか子どもが隔離されて背中に注射されてたな…背中の注射痛そう…」くらいでした。 ガンなんてこれっぽっちも思っていません。 病院の先生に「最初は1か月ぐらい入院かな」と言われたときも、 「あ

          白血病ってなに?【私の闘病経験②】

          筋トレばっかの私が白血病に【私の闘病経験①】

          大学院の2年間、勉強ではなくひたすら筋トレをしまくっていた私が、晴れて社会人の仲間入りをした2019年の秋、突然の症状に襲われました。インフルエンザにも罹ったことのない私が初めて患ったのは、白血病でした。 今回から、私の闘病経験について話させていただきます。お付き合いいただけると嬉しいです! 本題に入る前にまず、お礼をさせてください! 先日投稿させていただいた最初の記事をお読みいただき、ありがとうございます。初めてのnoteの投稿でしたが、思っていた以上に「スキ」をいた

          筋トレばっかの私が白血病に【私の闘病経験①】

          白血病経験者として、同じ病気で頑張っている人を応援したい

          「似た境遇の人の言葉・行動は心に残る」 自分が白血病で入院中の苦しい時に、同じ病気と闘い、回復し、競技に復帰していた水泳の池江璃花子選手の姿に、ものすごく勇気をもらった記憶があります。 自分も池江さんみたいに勇気を与えられる人になりたい、そう強く思いました。 そんなつい先日、予後健診で病院に行った際に、20歳くらいの青年を見かけました。同じ血液内科の先生を待っているみたいだったので、似たような病気の子だと思い、声を掛けてみました。 思った通り同じ白血病で通院中の青年で

          白血病経験者として、同じ病気で頑張っている人を応援したい