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その腰痛、原因はどこに?ぎっくり腰との違いも解説!

“腰痛”についてお話ししていきます。腰痛といっても、原因はさまざま。筋肉なのか?関節なのか?それとも全く別の病気なのか?意外と見極めが難しいんです。そこで今回は、腰痛の種類とぎっくり腰の見極め方、そして似た症状を持つ病気について

腰痛の原因

筋肉系の腰痛
長時間の同じ姿勢や運動不足が原因
筋肉が硬くなり、血流が悪化することで痛みが発生
運動不足の人は「長時間のデスクワークで腰が張る」=体重オーバーの人に多い傾向です。


関節系の腰痛

骨盤の仙腸関節や椎間板に負担がかかることで痛みが発生
動かすと痛い・特定の動作で悪化することが特徴
「前かがみや反ると痛い」「寝起きがつらい」

ぎっくり腰の原因

ぎっくり腰についても“筋肉”と“関節”で原因が異なります。

筋肉系のぎっくり腰
無理な動きで筋肉が炎症を起こす
比較的回復が早い(数日~1週間)
「重い荷物を持ち上げた瞬間にピキッと痛みが走る」

関節系のぎっくり腰
腰の関節(仙腸関節)がズレたり炎症を起こす
痛みが長引きやすい(数週間~1ヶ月)
「くしゃみをした瞬間に激痛」「座りすぎで急に腰が動かなくなる」

ぎっくり腰と似た症状の病気

ぎっくり腰と思っていたら、実は別の病気だった…というケースもあります。

単なるぎっくり腰と思って放置すると、大きな病気が隠れていることもあるので要注意です!

尿路結石 腰の片側に激痛、血尿が出ることも水分不足や食生活が影響

腎盂腎炎(腎臓の感染症)腰の鈍い痛み+発熱、排尿時の痛み高熱が出たら要注意

膵炎背中側まで響く強い痛み、吐き気を伴うアルコール過多、脂肪分の多い食事が影響

子宮筋腫(女性)腰の鈍痛+月経異常、下腹部の違和感

圧迫骨折(特に高齢者)くしゃみや軽い衝撃で強い痛み

脊柱管狭窄症 歩くと足がしびれ、前かがみで楽になる 休むと楽になる(間欠性跛行)

椎間板ヘルニア  足のしびれや麻痺、排尿障害

単なるぎっくり腰と思って放置すると、大きな病気が隠れていることもあるので要注意です!



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