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新入社員アンケートから課題と対策を整理しよう!

こんにちは、株式会社Tobe-Ruの戸澤です。

前回は早期離職が起こる原因と1つ1つの原因に対するトピックを取り上げさせていただきました。

今回は実例として
●早期離職の防止に繋がった!
●辞める予定だったスタッフが止まり、更に向上心も上がった!
●小さい課題がたくさん発見でき、組織の活性化に繋がった!

とユーザーさんから多数成功体験をいただいた取り組みを共有させていただきます。

その取り組みはズバリ「新入社員アンケートの実施」です。

対象者は入社1年未満の方を対象に3ヵ月~半年に1回程度取っていただきます。

アンケート項目としては

【選択形式】あなたは現在入社して何か月目ですか?
【選択形式】入社してから今までご自身で成長できていると思いますか?
【選択形式】新人教育は新入社員の視点からみて、満足がいく形で進められていますか?
【選択形式】ドクター(院長先生含む)とのコミュニケーションは取れていますか?
【選択形式】先輩スタッフとのコミュニケーションは取れていますか?
【選択形式】新入社員の視点で、職場環境はいかがですか?
【選択形式】患者さんの立場に立ったときに、ご自身のご家族に当院を勧めたいと思いますか?
【選択形式】働く立場として、知人・友人に当院で働くことを勧めたいと思いますか?
【テキスト形式】上記の回答を参考に、あなたが思う当院の良いところを教えてください
【テキスト形式】上記の回答を参考に、 あなたが思う当院の課題(もっと●●だと新人が育つ等)やご要望を教えてください
【テキスト形式】あなたから院長や先輩スタッフに対してのご要望などあれば教えてください
【テキスト形式】あなたから院長や先輩スタッフさんへ日頃の感謝があればメッセージをください

このような項目で当社ユーザーさんには運用してもらっています。
選択形式は10点満点、テキスト形式はフリー入力となります。
Googleアンケートフォームなどで作成していきます。


上記は実際のユーザーさんの上記アンケート結果の例となります。この医院さんは1年目未満の方が5名在籍していますが、このように皆さん結果はバラバラです。

またテキスト入力でもたくさん離職防止や組織活性化に繋がるヒントがコメントとして転がっています。(本文では割愛しますが)

前回もお伝えしましたが、新入社員は基本孤独です。

新入社員アンケートの効果は
・「聞いてもらえた」という安心感に繋がる
・回答から出た内容から課題と対策を整理することで早期離職や組織活性に繋がる
・フィードバックをすることで新入社員との信頼関係が深まる
という3点です。

挙がってきた課題の中でも、すぐに取り組めることとそうではないものがあります。
必ずしも全て聞き入れる必要はありません。大切なことは「耳を傾けていること」「事実として真摯に課題に向き合っていること」が伝わることです。

ぜひ、実践してみてください。

貴院の組織発展のきっかけになることを祈願しております!