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【仲違いしたあの子】仲直りしたいと思えない自分は「子ども」?
初めましての方も、いつもありがとうございますの方も
こんにちは!とある教え子です。
自己紹介はこちらの記事をご覧ください!
今回は
「仲違いしたあの子」と仲直りができない自分は子どもか
で、筆を進めていく。(実際はキーボード)
(仲違いした理由が焦点ではないのと、
説明すると長くなるため、今回は割愛)
数年前、とても苦い経験がある。
高校時代からの大親友(以下A子ちゃん)
と関係を断ったことだ。
この件がきっかけで、人とどう関わればいいのか、
自分の大切にしたい価値観との向き合い方に
今でも大きく影響している。
◆仲直りしたい、、、!?
きっかけはA子ちゃんとの共通の友人だった。
友人:「A子と会うたびに「○○(私) は元気?」って聞かれるよ。
私には別れたカップルにしか見えない、、、。
復縁(仲直り) してみたら?」
私:「そうだね~。A子は私が1回無理ってなったら動かないって知ってる
から、(私を思って) 連絡とかしないタイプだもんね。(中略)
1回会うのもありかな。」
友人:「本当?!A子にそう言っておくね!」
この話をされたとき、少し弱っていたのもあり、
感情がいつもより高ぶっていた。
(冷静ではない時は大抵良くない結果を導く)
そして数日後、冷静に考えてみた。
「別れたカップルみたいって言ってたけど、
自分は本当に仲直りしたいのだろうか」
◆自分の未熟さ
数年前『夢を叶えるゾウ(水野, 2007)』などの
自己啓発本にハマっており、様々な書物を読んだ。
その中で一致していた内容は、
「相手を悪く思うのは自分の未熟さ」
(だと読み取っている)
確かにこの内容には大賛成だ。
その一方で、この考えが私を苦しめた。
頭では理解しているのに、心は拒否反応。
仲違いになった出来事や、A子ちゃんへの不信感。
彼女を「嫌だ」と思う感情がフラッシュバックするも、
「大人にならなければ」と思い、その感情を押し殺す。
妹にこの話をした。
妹:「私にも合わないなって思う友達はいるけど、それよりもその子と縁が
切れる方が嫌だ。だから嫌だなって思う部分もその子だからって受け
入れて付き合ってる。友達ってそういうものだよ。」
1歳しか変わらないのに、大人だと思った。
自分の方が姉なのに、と反省し、
大人になれない自分を責めた。
教授に話をした。
私:「嫌だなと思うところも含めて、受け入れないといけないのは
分かってるんです。でもどうしても嫌だと思ってしまうんです。」
教授:「どうしても関係を続けたいと思うなら受け入れることは必要だけど
そこまでして続けたい関係?先生は相手に何か心の中で思いながら
付き合い続ける”自分”」が嫌だね。」
私:「確かにそれは思います。けど、それができないと大人になれないし
どんどん周りから人がいなくなってしまう。」
◆教授のことば
大人になりたいけど、受け入れられない。
そんな葛藤のなか、教授は
「大人じゃない訳ではなくて、相手がそう(嫌だと) 思わせてきた一面があ
るのは事実だから、自分を責める必要はこれっぽっちもない。
事実、嫌なんだから、嫌って思っていい。」
心が晴れていった。
重かった荷物が無くなっていく感覚だった。
今まで受け入れられない自分を責め続けていたが、
「嫌だ」と、自分の感情に素直になっていいと気付かされた。
なんでもかんでも「嫌だ」と思い拒否することは
また少し話は変わってくるが、
嫌だと思うもの全部を受け入れる必要はない。
これをきっかけに、やっぱりA子ちゃんとは
元には戻れないと再認識し、
以降、会う約束はしていない。
◆大人とは
「大人になる」
当たり前だが年齢を重ねる毎に
大人な振る舞いや考えを求められる。
では、大人とは何をもって認められるのだろうか。
今回執筆していくにあたり、
個人的に考えた定義は、
なにを受け入れ、なにを手放すのか
取捨選択していく中で、基準が明確になり
自分軸が見えてきたとき、本当の意味での
「大人」になるのかもしれない。