高齢者の「毎日の入浴」 要介護を防ぐ効果・・・という記事の紹介です。
今更の情報なんですけど、この週末から今日にかけて両親が北海道に会いに来てくれてまして、今日までお休みももらえたので両親の観光案内をしつつ温泉ざんまいだったのですが、それまで日帰り温泉もなかなか行けてなくて足腰や肩首の疲労感や痛みが結構辛かったのが、すっかり良くなったので改めてお風呂の効果について再確認したいと思いました。
この記事自体は2018年の記事ですし、結構有名な話なのでご存知の方は多いと思います。
僕自身も、こういう研究結果が出る前に、なんとなく介護現場で感じていたのが、お風呂に入ってる回数が多い人ほど元気な高齢者が多い、というのを感じていましたので、こういう根拠が示されてからは、もしかしたら徐々に介護予防での入浴の取り組みが進んでいくかも?と思ってたんですが、今日までに特に大きな変化は感じられません。
お風呂に入る一連の動作ですが、服を着る脱ぐ動作や身体を洗う動作も含めて全身を使いますし、お湯につかることで浮力の効果で一時的に重量から解き放たれて特に腰や膝ににかかっていた負担が癒やされる効果も大きいですし、血行が良くなることでの効果も大きいです。
一方で高齢者の死因の多くが入浴に関わるヒートショックなので、寒暖差をなくす環境整備は同時にする必要があるので、そうあうリスクも含めて意識しておかないといけません。
日本の世界的な長寿って国民皆保険とか医療の影響だと思ってたんですけど、お風呂の習慣が関係あるっぽい感じですね。
要介護状態になってない人が3年後どうなってたかの研究ですね。
毎日お風呂に入ってる人は、そうでない人に比べて要介護状態になるリスクが約3割も低いということですね。
入浴によるリラックス効果は精神的にも認知機能的にも大きな効果があるみたいなので、最近忙しくて日帰り温泉行けてませんでしたが、健康管理の面からも日帰り温泉の習慣は続けたいですね。
最近、事務所の近くに銭湯を見つけたのでそこでも良いですね。
入浴に伴う一連の動作が運動と同等のトレーニング効果があるというのを改めて見たわけですけど、介護現場であんまり広まってなさそうな気がするのはやはり入浴に対するリスクが大きいからでしょうか。
そもそも入浴習慣なので、そういう習慣がなかった人に高齢になってから習慣化するのも難しいでしょうし、介護現場では毎日のお風呂なんてのは普通に考えられない事なので、そういう状況も関連してるのだろうとは思いました。
やはりリスクがあるので慎重な対応が必要みたいですね。
深掘りした追加調査についての記事はまだ見てない気がするので、ちょっといろいろ調べてみたいなと思いました。
しかし、今後は入浴習慣があまりない方が増えていくでしょうし(僕も浴槽につかるのは月に2〜3回ですし)、健康寿命はそういうのも含めて短くなっていくのでしょうね。