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最近、チラチラと雪虫を見かけるようになりました。

雪虫が飛ぶと、雪が降る・・・というのは北海道で初めて聞きました。

そろそろ雪が降るのかなぁ、と思いつつ今日は雪虫の紹介を。

まずはこちらの写真を。

苫小牧民報より

何年か前に雪虫が大量に発生した時のニュースで紹介された写真です。
画面いっぱいの白いのは雪じゃなくて、雪虫です。

1匹にフォーカスするとこんな感じ。
虫が苦手な人は要注意。

ニセコカシノヤさんより

まぁ、こういう虫がフワフワ舞い始めるのがこの時期なんですよね。
で、そういう虫がいるのは知ってるけど、実はその虫についてはよく知らないというのに気がついたので調べてみました。

雪虫(ゆきむし)とは、アブラムシ(カメムシ目ヨコバイ亜目アブラムシ上科)のうち、白腺物質を分泌する腺が存在するものの通称。体長5mm前後の全身が、綿で包まれたようになる。

Wikipedia -雪虫-

アブラムシだったのかぁ、てっきりハエとか頭の上に集まるアイツらの仲間だと思ってました。

蚊柱は、小さな虫が柱のように集まる現象です。集合しているのはユスリカという虫で、実はハエの仲間。

頭上に出現する『あの虫の大群』から逃げるには? 正解に「間違ってた」「そんな習性が…」

あれ、蚊柱っていうんですね、勉強になります。あっちのはハエの仲間のようで雪虫とは完全に別物ですね。

ユスリカは繁殖行動の1つとして蚊柱を作りますが、集団で目立つように飛ぶことでメスに存在をアピールしているので、周辺でより高いものがあると移動してその上で飛ぶ習性がありユスリカは繁殖行動の1つとして蚊柱を作りますが、集団で目立つように飛ぶことでメスに存在をアピールしているので、周辺でより高いものがあると移動してその上で飛ぶ習性があります。

そのため、自分の頭の上にユスリカが集まってしまった場合は、自分の頭の高さに近いものや、さらに高いものを見つけたらその目標物に近付くことで、ユスリカが次の目標物に移動することがあります。

この時に自分は、しゃがむなど低い状態になりつつ移動するとついて来にくくなります。

そのため、自分の頭の上にユスリカが集まってしまった場合は、自分の頭の高さに近いものや、さらに高いものを見つけたらその目標物に近付くことで、ユスリカが次の目標物に移動することがあります。

この時に自分は、しゃがむなど低い状態になりつつ移動するとついて来にくくなります。

頭上に出現する『あの虫の大群』から逃げるには? 正解に「間違ってた」「そんな習性が…」

奴らに付きまとわれた際はより高いものに移ってもらうと良いようです。

さて、雪虫ですがあの白い綿毛みたいなのは綿じゃなさそうですね。

アブラムシは普通、羽のない姿で単為生殖によって多数が集まったコロニーを作る。しかし、秋になって越冬する前などに、羽を持つ成虫が生まれ、交尾して越冬のために産卵する。この時の羽を持つ成虫が蝋物質を身にまとって飛ぶため、その姿が雪を思わせる。また、アブラムシの飛ぶ力は弱く、風になびいて流れるので、なおさらに雪のように見える。

Wikipedia -雪虫-

白いのは蝋みたいですね。
雪虫は服とかに勢いよく当たっただけで潰れてしまうほど脆いし、飛び回らないので結構髪や服に着いちゃうんですよね。
そして何故か部屋干し臭がする気がします。

北海道や東北地方では、初雪の降る少し前に出現すると感じられることが多いため、冬の訪れを告げる風物詩ともなっている。
雄には口が無く、寿命は1週間ほど。雌も卵を産むと死んでしまう。熱に弱く、人間の体温でも弱る。

Wikipedia -雪虫-

人間の体温でも弱るとか弱々しすぎですね。

あの白いふわふわした物体は

蝋(ロウ)です、つまりアブラです。



あれは、アブラムシからでる分泌物です。

決してキレイとは言えません(笑)

ニセコの宿 カシノヤ

口とか鼻とかに平気で迷い込んで来るので本当に要注意です。

夏に暑い日が続くと繁殖期間が多くなり、大量発生につながるそうです。

ニセコの宿 カシノヤ

今年は昨日も今日も暑かったのでもしかして大量発生しちゃう?

前回の大量発生の時は利用者さんの家の窓のサンの溝が埋まるくらい雪虫の死骸が積もってました。

流石に気味が悪いし利用者さんも困ってたので掃除機かけのついでに吸い取って綺麗にしましたが、ちょっとゾッとしましたね。

さらに、熱に弱く、一度どこかに付着するとそのまま自力で飛ぶことはできなくなり、

そのまま

“死ぬ”みたいです。

ニセコの宿 カシノヤ

貧弱すぎて可哀想になってきました。

今年は大量発生やめてほしいなぁ。

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