研修・学習の重要性。
さて、今日は1月のデイサービスの職員会議で使用する会議資料を作成していましたが、僕が学生の頃に先生が配布するプリントを”レジュメ”と言っていたので、僕も会議等で配布する資料の事を”レジュメ”と言って配っていましたが、ふと”レジュメ”って何なの?と思い調べてみました。
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という事で、”レジュメ”とは【発表の要点を簡潔にまとめたもの】の事だそうで、僕が作る資料は全然簡単にまとまってないので”レジュメ”ではありませんでした。
ですので、これから会議の資料と言って配布しようと思います。
毎月デイサービスの会議では学習会も併せて行っていて、トータルで90分までの開催として遅くとも19時には終了する予定で組み立てます。
タイムキーパーを毎回職員を指名して担当してもらい、会議資料の各項目に、この項目は何時何分まで、と記しているので、議論や僕の説明などが白熱して長くなった場合には、タイムキーパーには場の空気を読まずにバッサリと『時間です。』とクールに中断してもらう役割を担ってもらっています。
中にはタイムキーパーも議論に夢中になっていたりして時間の管理をわすれていたりしますが、僕の方で『タイムキーパーさん仕事忘れてるよ。』といって議論を中断してもらいます。結論が出ないものについては次回までの継続議題とし、次回までに各自で意見を整理して検討してきてもらうようにし、急ぎで決める必要がある内容については延長しますが、後段の内容を次回に延期して調整します。
そんなわけで毎月1回の職員を集めて公の場でみんなの意見を引き出して、職場でのルールの確認や新しい事の決定、利用者さまの情報共有などを行える機会なので、伝えたい事が多すぎて自然と資料の内容もボリュームが増えてしまいます。少ない時でA4で4枚くらいで、多くなると10枚を超える事もありました。その会議資料に加えて、学習・研修の内容や資料も作成するので、準備もそれなりに大変です。
学習・研修資料の方が枚数は膨大になりますが、会議の残り時間に行いますので、その残り時間によってポイントをかいつまんで説明しますし、当日の会議資料も極力その時に行う学習・研修の内容とリンクするような内容を強調したり、リンクする部分を深めて議論・考察できるような作りにするので、会議の流れでこれは今回の学習・研修のテーマでこうこうこういう事だよね、とか職員に質問を投げかけて回答に対してテーマに沿った内容で助言や指導を行うという工夫はしています。
そんなわけで限られた時間とはいえ、職員には大切なプライベートの時間を割いて出席してもらうので(残業代は支給しますが)、少しでも有意義なものにしたいので準備の段階から自然と力が入るのですが、研修・学習となると毎年似たような内容を実施するわけですが、なかには法で定められた内容もあるので色々と工夫をするのですが、最近は目新しい内容を工夫するよりも基本的な事を毎年しっかりと振り返る事、そのことを繰り返し継続する事もとても重要だと感じるようになってきました。
基本的な事やチームの目標になるような理念的な事を何度も何度も繰り返し確認していく。
チームの到達レベルや個人の力量にもよるとは思いますが、全体に対して行うような研修会や学習会は、そういう基本的な事をなぞる事を繰り返し、その中で改めて理解できることや、内容を深めたり、繰り返す事で定着させたりといった取り組みが重要と感じています。
特に介護職の処遇改善が注目されるなか、専門職としてのスキルアップや介護職不足の情勢の中でも専門的なサービス提供の質を落とさない為にも、管理者としてリーダーとして、そういう基礎的なスキルや知識の習得を職場全体に進めていく事は大切な事だと思って今日もついつい学習資料の量が膨大になってしまったので、テーマやポイントに絞った内容で修正作業をしました。
まぁ、実際のところ、手間暇かけて作っても全部資料に目を通す職員は一人か二人くらいしかいませんが、一人にでも資料が役に立つのであれば有意義な事だと思って取り組んでいます。