うちのトラックは、車検は毎年なんだよ
自動車共済の更新の手続きは、免許証と自賠責の証書と車検証のコピーを取るか、もしくはタブレット端末の通称ラブレッツで写真を撮る。
免許証は有効期限と色を確認する。
ゴールド割引があるから、掛け金に影響する。
自賠責の証書は、有効期限と保険会社名を確認する。
自賠責も農協で入っていると、自動車共済が7%くらい安くなる。
車検証は、満了日と所有者、初度登録を確認する。
新車購入の初度登録から13か月以内の車は、新車割引がある。
買った時から加入していると、2年目もギリギリ使えるメリットがある。
今日は解体業を個人でやっている田上産業さんのトラックの継続だった。
書類を見ていて、違和感を覚えた。
よーく見直してみたら
「あれ?自賠責って12ヵ月なんですね」
大抵の車は、新車なら3年、1回目の車検以降は2年ごとのはずだ。
「あれ?知らねぇの?トラックは大きいやつだと1年ごとの車検なんだよ。
うちのトラックは毎年車検なんだ」
知らなかった。
自分の車でも、車検が2年に1回でもお金が数万単位で消えるので、痛い。
「じゃぁ、車検の費用が毎年かかって大変じゃないですか」
「そーなんだよ。でも小さいやつじゃ仕事に間に合わないんだよなぁ」
車検の期間は、僕にはどうにもできない。
せめて、お金の面で微々たる金額でも節約できればと、自賠責のセット割引をご説明し、次の車検の前に、農協で先に契約をした方が良いとお話した。
自賠責保険、自賠責共済は国が管理している強制保険で、損害保険会社の各社が取り扱っているけれど、保障内容と掛け金は一律でどこも同じ。
でも、自動車保険、自動車共済の方は、保障内容や掛け金は保険会社ごとに違う。
JA共済の自動車共済は、自賠責がJA共済なら、セット割引で約7%割引になるメリットを押し出している。
問題は手続きの手間だ。
車検証で、次回の車検の時期は分かる。
その2か月前くらいに、再訪問して先に自賠責を預かりに伺ってしまおう。
車検を行う自動車整備工場さんやディーラーさんは、先に自賠責が切ってあれば、2重に自賠責を切ることは無い。
自賠責の掛け金は、お客様負担はどちらで加入しても変わらないから、手続きの手間さえフォローできれば大丈夫だろう。
手帳に田上産業さん、トラック、自賠責、訪問と記した。