靴ずみを使わない。固く絞った布で拭く
仕事で服装と身だしなみは口を酸っぱくして言われる。
スーツで回るから、革靴を履いている。
革靴はいつも磨いておくのが常識だけれど、農協の外回りは、田んぼや畑の畔を歩くことも多い。
最初の頃は、手のひらサイズのスポンジの靴磨きを常備して磨いていた。
でも、ピカピカになっているのは磨いた直後だけ。
ワックスの水分なのか、それとも静電気とかなのか、原因は分からないけど直ぐに革靴の表面がホコリまみれになる。
車から乗り降りするたびに靴を磨くところまでは、さすがに時間は割けない。
ある日の朝、食堂室で、台拭きの新しいものを卸した。
そして、不要になった古い台拭きを、固く絞って靴を拭くのに使ってみた。
艶はあまり出ない。でも、落ち着いた光沢がある。
そして、その日は夕方まで、お客さん回りをしても、靴の表面にホコリが付くことはほとんどなかったから、朝の1回拭いただけで、1日奇麗な靴で外回りができた♪
その日以降、靴は固く絞った布を使って拭くようにしたところ、何度も磨く手間が無くなって、しかも比較的奇麗な状態の靴で気持ち良く回れるようになった。
さらに、靴は2足以上、下駄箱に用意しておくようにしている。
2日連続で同じ靴は履かない。
そうすることで、2日間(合計48時間)で考えた場合、足を入れていない時間が長くなる。
逆に毎日、同じ靴を履いた場合、残業や飲み会の日は、靴に足を入れている時間が長くなる。
革靴に湿気は良くない。
1足だけで履きつぶすまで履いてから2足目を買って履きつぶすまで履くよりも、靴が長持ちする。
それに、履きつぶされてきてくたびれた靴で、お客さんの応対をするような醜態を晒さずに済む。
靴は2足以上買い、磨くときはいらなくなった布を固く絞った物で磨く。
これが最近のルーティン。