なぜ成長したいのか、何を成長させたいのかを考えてみた
私は就活の軸の1つに「20代のうちに圧倒的な成長を遂げ、自分の市場価値を高める」ということを掲げています。
先日OB訪問でこの軸について話す機会があり、OBの方にこの軸を掲げる理由を話したところ、
「そう考える理由はわかったけど、じゃあ具体的にどんなスキルを成長させたいの?」
とご指摘いただきました。
たしかに、この軸を掲げる根拠は明確にあったのですが、「課題解決能力を鍛えたい」「プレゼンスキルを鍛えたい」などといった具体的なスキルまでは考えていませんでした。
考えていなかったというより、話を聞くだけでは実務についてイメージしにくく、
「自分の求めるスキルと、その会社で身につくスキルに齟齬があったら悪い印象を与えてしまいそうで怖い。だから言わないし深く考えない。」
というのが本音でした。
そうならば尚更、より自分の求めるスキルを具体化して、そのスキルが身につく環境を探すべきだったのですが、今頃になってこの現実と向き合っています…
今回はこのモヤモヤを解消すべく、成長したいと考える理由と、具体化に何を成長させたいのかを整理したいと思います。
「20代のうちに圧倒的な成長を遂げ、自分の市場価値を高めたい」という軸を掲げる理由
私が「20代のうちに圧倒的な成長を遂げ、自分の市場価値を高めたい」と考える理由は、主に3つあります。
①AIや不特定多数の人に代替されないスキルを身につけるべきだと考えるから
21世紀は急速なデジタルシフトや働き方の多様化など、変化の激しい時代だと思います。
近い将来、多くの仕事をAIが代替するでしょうし、私たちの世代がおじいちゃんおばあちゃんになる頃には定年が70歳や80歳になっているかもしれません。
そんな中で、自分らしく働き続けるには、「AIや不特定多数の人に代替されないスキル」が必要だと考えています。
②スキルベースのキャリアを築きたいから
現時点で結婚願望や出産願望はありませんが、将来そのようなライブイベントが起こる可能性もあります。
また、仮に結婚や出産をしないとしても、介護などで仕事を休むタイミングがあるかもしれません。
近年は国や会社の制度が整い、職場復帰がしやすくなっていますが、制度ばかりに頼るのではなくスキルがあるうえで復帰をしないと、自分自身が辛くなる気がします。
と言いますのも、私は完璧主義なところがあるので、“良い加減”で色々なことをこなせるタイプになれる気がしないからです。
時間や脳のキャパなど量の制約が生じてしまう可能性がある以上、高い質を生み出せるスキルを身につけておきたいと考えています。
③20代が1番伸び代が大きいと考えるから
就活生である私が実務の詳細を聞いてもあまりイメージがわかないように、きっと若手のうちはわからないことだらけで、インプット面の伸び代が大きいと思います。
また、大きな役職がついていない20代のうちは、たくさん挑戦できる立場だと思うので、アウトプット面の伸び代も大きいと考えています。
このような理由から、伸び代の大きい20代のうちに圧倒的な成長を遂げ、自分の市場価値を高めたいと考えています。
具体的にどんなスキルを身につけたいのか
やっと本題である、成長させたい具体的なスキルを考えていこうと思います。
「具体的にどんなスキルを身につけたいの?」と言われた時にパッと思いついたのは、営業スキルとマネジメントスキルでした。
なぜかというと、これまでの学生生活において初対面の人とのコミュニケーションや人材育成に苦手意識を持っており、自分に足りていない点だと考えているからです。
ただ、得意を伸ばす方が自分の市場価値を高められるのではないかという視点もあると思います。
この点を加味したうえで、再度自分が身につけたいと思ったスキルは、
「コミュニケーションスキル」と「マネジメントスキル」
という結論に至りました。
コミュニケーションスキルに関しては、
1.心を動かすようなコミュニケーションはAIにはできない
2.社会に対してより良い価値を提供するには、直接関わる社内外の人だけでなく、不特定多数の人と円滑なコミュニケーションが取れる必要がある
と考えたため、身につけたいと考えています。
マネジメントスキルに関しては、
私が掲げているビジョン達成のために必要不可欠であり、伸ばすべきスキル
だと考えたため、身につけたいと考えています。
結果的に、身につけたいと考えたスキルが、現時点で自分が苦手としているスキルとほぼ一致し、直感はあながち間違いではなかったのかなと思います(笑)
ただ、苦手だから克服したいというよりは、成し遂げたいことを実現するために必要なスキルだと考えているので、爆速で克服し、得意と言えるくらいまで伸ばしていけるよう頑張ります🔥