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【賢者の書】自己中だった私が他人の幸せを願おうと決意した話

今、喜多川泰さんの『賢者の書』という本を読んでいた。
半年前あたりにも読んでいたのだが、また読み返したくなったので…

この本、何回も読むたびに役に立つと思う。
なんというか…自分は本当にこの人生を歩んでいていいのか?と不安になってしまう人間なんですよね。この『賢者の書』は人生のゴールへ導いてくれるような方位磁針の役割を持っている気がする。

この本のあらすじとしては、主人公のアレックスがサイードという不思議な少年と出会う。サイードは9人目の最後の賢者と出会うことになっているという。アレックスはサイードの賢者の書を読み始めるとそこにはサイードがこれまでに出会った賢者からの教えが記されていた… というお話。

この本の全てが生きるためのヒントになるくらいなのだが、今の自分にとって印象に残ったのは第7の賢者である。

もちろん今の世の中の大部分は、東のオアシスの住人であろう。
そんな中で西のオアシスに住むのは、頭ではいいことだとわかっていても、なかなか行動できるものではない。
しかし、世の中の成功者はすべて西のオアシスの住人であることを忘れてはならない。

賢者の書 / 喜多川 泰 著

深く刺さったというか、この言葉を死ぬまで意識しようと思った文章だった。

引用内の東のオアシスの住人とは「自分を幸せにすることを探す人々」のこと。
西のオアシスの住人とは「他人を幸せにすることを探す人々」のこと。
私はサイードと同じように西のオアシスの住民になりたいと思った。

私は今の今まで東のオアシスの住人のような、自分の幸せしか考えない人間だった。面倒くさいことはやらない、自分が得すればそれでいいと思っていた。だがこの自分勝手な考えのせいで仕事の場でちょっとした人間関係のトラブルを引き起こしてしまったことがある。その時は「もっと周りの人のことを考えればよかったな…」と翌日まで後悔するレベルだった。

当時のことを思い出すだけでもズン…と落ち込むので、これから私は西のオアシスの住人のような考えを持ちたいと決意した。自分勝手な考えのせいで自ら生きづらくしたくない。周りの人の幸せを願い、助け合いながらお互いが幸せになれるような関係を作っていきたい。

ちなみにマーブルスクールのインタビュー講座で「読者の課題を解決する」「メッセージを届ける」「メディア露出を叶える」も他人を幸せにすることの一部だとふと考えた。そうなるとインタビューも他人を幸せにする1つの方法なのかもしれない。

周りの人の幸福を願うことで本当に人生が変わっていくのだろうか。
すぐ変化することはないと思うけど、何年後かに人生が良い方向に進んでいると感じたらまたnoteで報告しようと思う。
世の中に西のオアシスの住人が増えますように。

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