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世界で一番人気ながら非難を受けているJoe Roganのポッドキャスト

コロナに関する誤情報を発信しているとして非難を受けているJoe Roganのポッドキャストですが、コロナが始まる前から好きなポッドキャストリスナーとしてはその批判の内容に少し違和感を感じます。

この番組を知らない人からすると、コロナ、特にワクチンに対して疑心的な人ばかりを集めて無責任な放送している、と思われるかもしれません。ただ、遡るとそもそもこの番組自体、彼が面白いと思う人、内容、一般的な考えから異なる斬新な情報、科学誌などでは普段聞くことのない見解などを取り上げていることに気がつきます。コロナに関してはコロナ自体を否定していたわけではなく、メインのメディアでは聞くことのない、実際に医学界では確立された人たちながらも、本件に関しては検索エンジン、SNSなどから削除された人たちに発言する場を提供したことで、この批判に繋がっています。

聞いている限り、彼は一部で批判されているような白人主義な過激派保守党などではなく、自由主義者なリベラルなコメディアンです。時には自分の意見はこうだと思うということは発言しつつも、彼の意見が正しいから他の人も従うべき!と言ったことは全くありません。彼自身ゲストの意見に完全同意するわけでもなく、いろんな質問をした上で、普段聞かないこんな意見、見解もあるからいろんな情報を知った上で自分で判断してねというスタンスなことに気がつきます。一般的な見解からかけ離れた意見や発言もあるので、批判しようと思えばいくらでも批判できる内容もあったのでしょう。

番組の内容、ゲストからのコロナの情報も含め、彼の意見に全て賛同するか、と言われたら私も含めほとんどのリスナーがNoと答えるのではないでしょうか。一部のメディアによる彼の意見や一部のゲストの意見を全て丸呑みにする人たちばかりだと憶測することはかなり方向が間違っている気がします。世界に何億人もいるリスナーを一つの意見にまとめるなんて、世界で人気になった曲があるアーティストの全ての曲を、その一つの曲が好きな全ての人が愛するくらい不可能なことだと思います。それをきっかけにその人の曲や似たようなアーティストを知るきっかけになり、自分の好きな曲を選んでいくのが自然な流れではないでしょうか。

他の人が全てそうだというつもりはありませんが、個人的にはメディアや受けて来た教育から聞く情報とは違う見解を知った上で、提供される一般的な見解に対する意見もあることを理解し、自分の信じる情報を選択していくことができること、同意しないことに同意する(Agree to disagree)ことのできる情報を発信しているということに魅力を感じるのです。

なので、批判の内容には頭をかしげる内容もありますが、批判する人たち自体や彼らの発言も重要なのだと思います。今回の批判を経て、もっと主論な情報も取り入れるなどの工夫もするようなので、より良い情報発信の場になる良い機会なのではないでしょうか。必ずしも主論となっている何かに同意しないで自分で判断できる良い環境が広まって、他の人や意見と同意しなくとも尊重できることで、新たな発見や知識が深まっていければ良いなと思う限りです。

#わたしとポッドキャスト

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