【振り返り】2024年5月
はじめに
静岡県の駿東郡長泉町を拠点に、鍼灸あん摩マッサージ指圧師・アスレティックトレーナーとして活動する、徳田晴宣(トクダハルノブ)です。
などで活動しております。
活動レビュー
県内高校野球部のコンディショニング指導
現在は、週に2回の頻度でチーム指導に携わっており、6月30日に開幕する夏の県予選大会に向けて、コンディショニング・トレーニングに励んでいます。
2,3年生だけではなく、1年生へのコンディショニング、トレーニング指導も4月下旬から始めており、けが予防やパフォーマンス向上に必要な体の土台作りを行っています。
1年生に関しては、肩や肘の痛みを訴える選手が何人かおり、高校に入学したタイミングで体の痛みや不調を生じさせないための取り組みが必要だと改めて感じました。
痛みや不調の原因を考えると、
などが挙げられます。
特に中学野球を引退してから高校入学までの間に必要なトレーニングをどのように実践させるか、を考えなければなりません。
前述のチームで1年生を指導していても、基本種目のスクワットを適切な形でできなかったり、自分自身の体を安定して支えられなかったりするなど、動きの未熟さが目立ちます。
中学生年代のうちにできるだけ改善したい運動要素ですが、現状の課題をそれぞれの選手たちが理解し、1つ1つの課題と丁寧に向き合うことが重要です。
引き続き、コンディショニング指導を行いながら、体の土台を構築できればと思います。
中学硬式野球チームへの初指導を終えて
中学硬式野球チームの初指導を終えて、中学生年代から高度なコンディショニングを実践する必要性を改めて痛感しました。
動きの未熟さが顕著で、良い運動連鎖で効率的に力を伝えることが大きな課題です。
基本的なエクササイズを中心に、彼らのレベルに適した種目を選択すると、徐々に運動感覚が磨かれて、股関節を中心とした体の胴体部分の安定性が向上しました。
安定性だけではなく、関節の柔らかさも改善し、エクササイズを実践する前より「体が軽い感じがする!」、「腰の重だるい感じがなくなった!」などといった声が聞かれました。
関節の柔らかさや筋力、全身の協調性などの身体的機能を改善することが、いかに自分自身の成長を効果的に促すか、を実感してもらう時間となり、とてもよかったです。
コンディショニング指導を終えた後は、それぞれの選手たちが自宅で教わったエクササイズを実践できるように、セルフコンディショニングシートを配布しました。
当方の指導理念でもある、
を選手たちにお伝えし、効果を十分に感じたり、継続したいと感じたりしたエクササイズを中心に、自宅で実践するエクササイズを用紙に記入してもらいました。
当方の指導を通して、彼らのコンディショニングへの取り組みや体調管理の意識が今後どのように変化するか、とても楽しみです。
自ら進んでコンディショニングを実践することや日々の食生活で体の調子を整えることの重要性をしっかり伝えて、選手たちをより良い方向に導ければ、うれしく思います!
スポーツ栄養セミナーをオンラインで開催!
前述の中学硬式野球チームを対象に、オンラインでのスポーツ栄養セミナーを開催しました!
先日、その活動に関する記事を公開しましたので、詳しくは下記のnoteをご覧ください。
練習グラウンドに出向き、コンディショニング指導を行うだけではなく、成長期の体作りに深く関わる、"スポーツ栄養"に関する知識も正しく身に付けてもらいたい想いがありました。
月に1回の頻度で行う定期講習なので、日々の食事にも意識を高めて指導できればと思います。
おわりに
先日、長年ずっと個人的に応援していた元サッカー日本代表・長谷部 誠 さんが現役を引退されました。
現役引退を発表されて、報道ステーションに出演した際に、このように語っていました。
同じ静岡県民として本当に誇りに思いますし、長谷部さんの語った言葉にとても胸を打たれました。
前述のお言葉を胸に、私自身もプロとして胸を張った生き方ができるよう、改めて気を引き締めていければと思います!
6月も精力的に活動します!