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スポーツ現場から整形外科クリニックに転職して良かったこと
社会人野球の現場を離れ、整形外科クリニックに転職してから早いもので一年が経とうとしています。
昨年は例年以上に自分自身の成長を感じられたことは、先日公開した記事で触れました。自分自身のあり方をしっかり見つめなおし、その価値観を土台に「何をするか」を決めていくことで、方向性をぶらさずに行動できました。
それに加えて整形外科クリニックに転職したことも、自分を大きく成長させてくれました。肩肘治療に精通した医師や理学療法士と一緒にリハビリ指導を行う経験はとても貴重であり、今後の自分自身のキャリアにも良い影響を与えてくれるのではないかと感じています。
そこで今回は、スポーツ現場から整形外科クリニックに転職して良かったことや転職後の勤務を通じて学んだことなどを、これまでの勤務を振り返りながら具体的に書いていきます。
将来的にスポーツ現場やクリニックでアスリートをサポートしたいと志望する学生やトレーナーとしてのキャリアをどこから始めたらいいか悩んでる人、整形外科クリニックで働くアスレティックトレーナーの実情を知りたいと思っている人などにとって、少しでも参考になれば嬉しく思います。
整形外科クリニックでの業務について
整形外科クリニックに転職して良かったことを書く前に、まずは現在の私の仕事内容に触れておきます。
アスレティックトレーナーである私の主な業務は、理学療法士から依頼があった患者への運動指導です。担当の理学療法士とリハビリテーションの方向性をすり合わせながら、段階的に身体の機能を改善させ、できるだけ早く回復に向かうようにサポートしています。
患者に運動を指導するうえで大事なことは、患者それぞれの症例を把握し、十分なリスク管理を行ったうえで運動の効果をしっかり出すことです。そして患者がクリニックで教わった運動を自宅などのそれぞれの環境で継続して取り組めるように指導することです。
「治癒過程を絶対に損なわない」ことを念頭に、
・傷めた箇所や関節に過度に負担がかかっていないか?
・そのときの症状に適した運動ができているか?
・患者が運動中の関節の動きや筋肉の収縮を感じながら行えているか?
などを常に気にかけながら運動指導を行っています。
整形外科クリニックで働いて良かったこと
実際に働く中で良かったと感じることは、以下の3つです。
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