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脂肪が筋肉に変わるとかいう幻想

こんにちは。きょうかいです。

ただ今ダイエット記事は自粛中につき、マガジン「口が悪い!フィットネス系雑談」を書いております。

私のとりとめもない考え方や雑談を垂れ流すのみですので、このシリーズは有料にするつもりは全くありませんし、暇つぶしがてらに読んでもらえたら嬉しいです。

また、このシリーズは私の人間性も色濃くにじみ出ておりますので、共感していただけたら他の記事も是非是非読んでみてください。

ぼちぼち好評で、多くの方に読んでいただけています。ありがとうございます。


筋トレによって脂肪が筋肉に変わるか?

変わりません。

筋肉と脂肪は材料が全く違います。

筋トレをすることで、脂肪が筋肉に変わって引き締まった身体になる、という考え方は完全な間違いです。

まずは、その説明から。

筋肉は以下の過程で大きくなります。

●タンパク質の摂取
→タンパク質がアミノ酸に分解され血中へ流れる
●筋力トレーニングをする
→筋タンパクを合成せよというシグナルが脳に届けられる
→血中のアミノ酸を材料として筋タンパク(つまり筋肉)が作られる

難しく感じる方は「タンパク質を材料として筋肉は作られるよ」と知っておけば大丈夫です。

そう。筋肉を作る上で、脂肪なんて使わないのです。

脂肪が筋肉に変わるというのは完全な幻想水滸伝と言わざるを得ません。


なぜ勘違いしてしまう?

ここからは、私の予想です。

「筋トレによるウエスト引き締め」

「筋トレによる二の腕引き締め」

これら「引き締め」というワード。これが、勘違いの原因の1つかなと思っています。

「引き締め」と言われると、キュキュキュッ!!ってイメージですからね(?)


誤解を解いておきましょう

よく言われる「引き締め」とは、例えば次のようなことを指します。

お腹に脂肪がたくさんついているA君。だらしなく、お腹のお肉がズボンからはみ出して垂れ下がっています。

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A君が腹筋を鍛え上げたらどうなるのでしょう?

垂れ下がっているお肉が筋肉によって持ち上げられて、ポコッとした形になるでしょう。

例えるなら、お相撲さんのお腹。

お相撲さんは体脂肪率は高い方が多いです(全盛期の千代の富士は除く)。

しかし、お腹を見るとだらしなく垂れ下がっているというよりは、ポコッと張り出したようになっていますよね。

あれは、内部の筋肉が、表面の脂肪を持ち上げているためです。

これこそが「引き締め」の本当の意味です。

つまり、筋肉がつくことによって無条件で脂肪がなくなるなんてことはなく、垂れ下がったものが持ち上げられるということですね。

ですので、太さ(腹囲)については、ほとんど変わらないか、むしろ太くなるはずです。


アプローチの仕方が大切です

すなわち、お腹をスッキリさせたいですとか、二の腕のお肉をなんとかしたいという場合、

正しいアプローチは食事制限によるダイエットです。

もちろん、同時進行で筋トレをすれば◎です。筋肉の成長により、基礎代謝が高まり痩せやすい体質になりますからね。

かつ「引き締め」効果により、見た目的にもより美しくなるはずです。

逆に、ウエストをスッキリさせたい方が、食事制限もせずに腹筋運動ばかりしていても、ウエストの太さに関して成果を得ることはまず無理でしょう。

このように、“なりたい自分”に対するアプローチの仕方を間違えると大変なことになります。


まとめ

今回は「脂肪が筋肉に変わるとかいう幻想」というテーマでした。

まさに幻想。脂肪は脂肪。筋肉は筋肉。しっかり分けて考えないと、アプローチの仕方を見失ってしまいます。

雑談なのに、真面目になってしまいました。次はもっと雑に書きたいです(^^)

ありがとうございました!!

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