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恩着せがましくない、寄り添い方
人の悩みを聞くとき、ただ「大丈夫?」と声をかけるだけでは足りないし、かといって
「こうすればいいよ」と押し付けるのもなんか違う。
本当に相手を支えるとはどういうことなのか――。
それは、相手が自分で前を向ける余地を作り、安心できる空間を提供すること。
無理に励ましたり、強引に引き上げたりするのではなく、相手が「自分の力で進める」と思えるようにすること。
そのために、僕は“「恩着せがましくない支え方」“を意識している。
1. まずは、相手に考えてもらう
相談を受けたとき、すぐに「それなら〇〇すればいいよ」と解決策を出さないようにしている。
なぜなら、人は自分で考えた答えのほうが納得できるし、心に残るから。
私が、友達に言われたことがある
「嘘つけないんだよね、すぐ顔に出ちゃう」 と言われたとき、
「それって、嘘をつけない人格を纏った人ってことですよね」
「めっちゃ良くないですか!?」
と返す。
こう言ったら、
「なんか、す、すごい良いこと言ってくれるじゃん」と言われた
相手はちょっと照れくさそうに笑っていた。
否定しない。でもただの共感でも終わらせない。
相手が「あ、そういう考え方もあるのか」って自然に思えるような
言葉を選ぶ。
2. 無理に励まさない、でも見捨てない
「頑張れ」や「大丈夫」って言葉は、時に負担になることがある。
意識しているのは「考える余裕を提供すること」
バイト先の友達が、「私って本当にポンコツだわ...」って言ってたら
ミス気にしてる時点でめっちゃ偉くね? 笑
みたいに返してみる
相手の「良い部分をサラッと伝える」
これなら恩着せがましくないし、相手も素直に受け取れるんじゃないかなと思う。
3. 相談を聞くときの細かい工夫
人は、細かいところで傷つくし、細かいところで安心もする。
だから、僕はできるだけ相手が不安にならないような配慮を意識している。
LINEの既読をすぐつける → すぐ返せなくても、相手が「無視されてる」と思わないようにするため。
「〇分後にまた既読するね」と伝える → その時間になったら必ず見る。無理なら「もう少し待って!」と再度伝える。
トークを開いたままにする → 「不安が爆発しないように」
こういう小さな気遣いが、相手の不安を和らげるし、「この人はちゃんと向き合ってくれてる」と思ってもらえる。
4. 圧をかけずに話せるようにする
相談に乗るとき、相手が「返信しなきゃ」と焦らないようにすることも大切だと思ってる。
たとえば、独り言のようにメッセージを送る。
「俺もそんな時期あったな、生きてるのが奇跡なくらい辛かったなぁ」
「家は帰りたい場所で安心できる必要があるのに、どこにも居場所がないと、すげぇ追い詰められる...」
「何も悪いことしてないお前が、なんで傷付かなきゃいけないんだろう」
「めっちゃ頑張ってるのに認められないなんて、おかしいやろ!!」
こんな感じで話すと、相手は「何か言わなきゃ」と焦ることなく、自分のタイミングで考えられる。
これが、押し付けにならず、相手のためになる会話の仕方だと思う。
嫌われてでも、相手のためを思って発言できることが
優しさだと思っています。
5. 小さなサインを見逃さない
「1人暮らししたい」とか、送信取り消し、そういう何気ない
違和感こそ、実は大事なSOSだったりする。
本当は助けてほしいのに、どう言えばいいかわからない。
だから、僕はそういう言葉を見つけたら、相手が無理なく話せるタイミングを作るようにしている。
「なんでもないって言ってるけど、そんなわけないやん」
「間違ってたらごめんやけど、僕が鬱になって苦しんでた時に似てるから気になって、お前が大事だから向き合いたいの」
こういう風に聞くことで、相手が話しやすくなるし、「気にしてくれてるんだ」と思ってもらえる。
それだけでも、支えになることはあると思う。
相手に何かあっても自分のせいだと思わないでください
生きることを本気で諦めようとしている人は、基本的には止められません。
24時間監視できるわけじゃないですし、
そういう人は何も言わずに行動しますから
相談してきてくれてる間はなんとかできるかもしれませんが。
言えない事情と、この先長い人生で向き合わなければならない大きいものと戦って、 「その人が」選んだんですから、
相手も自分も責めないでください
その人は、「生きたくても生きれなかった」 それに
相談に乗ったあなたも、「向き合った」それだけで凄いんです
えらいんです。
6. 相手を変えようとしない
どんなに話を聞いても、最終的に動くのは本人。
だからこそ、「こうするべき」ではなく、「こういう考え方もあるよ」と伝えることが大事。
無理に価値観を変えさせようとすると、相手は反発してしまうし、プレッシャーを感じる。
でも、新しい考え方を「提示する」だけなら、相手は自分のペースで受け入れられる。
「こういう選択肢もあるよ」
「俺はこう考えてるけど、どう思う?」
これくらいの距離感がちょうどいいと思ってます。
7. 本当に支え合える場所を作りたい
僕は、こういう支え方が増えたら、救われる人も増えると思ってる。
だから、相談できるアプリや掲示板を開発して、みんなが無理なく支え合える場を作りたい。
「1人でも、前を向けるようにすること」
「でも、孤独にはしないこと」
そのバランスを大切にできる環境を自分の事業の一環として
作りたい。
8. 最後に
僕が大事にしているのは、相手が自分の力で前を向けるためのサポートをすること。
• まずは話を聞く
• 無理に励まさないでも、見捨てない
• 細かい配慮で相手の不安を和らげる
• 独り言口調で話し、圧をかけない
• 相手の価値観と考えを尊重する
こういう関わり方ができれば、相手も少しずつ前を向けるし、自分自身も成長できる。
「誰かを支えること」は、「共に成長すること」でもあるのかもしれない
僕はこれからも「恩着せがましくない支え方」を大切にしていきたい
そして、悩みがある人は遠慮なくsnsで僕に話しかけてほしい
生きづらさを感じている 全ての人に希望を
ものづくりで自分を表現する
合同会社 to kain
設立中です.....汗