#80 プログラミングって何なんだろうなあ
さあ、80本目書いていこう。
素人と玄人の領域
IT系の人材が不足しているというような話を聞くが、確かに身近なところでもそういった状況にあることは知っている。
しかし、実際にはプログラミングをやっている人間は少なくなく、人材の数という点では不足は無いと思う。ここで言うのは、適した人材がいないということだろう。
プログラミングを学ぶハードルはだいぶ低くなった。それに合わせて誰でも触れる機会が増えて、初心者レベルならば誰でもプログラマーを名乗れる時代になっている。だが、レベルが高いかというとそうではない。流れるようにプログラミング言語を理解して、それを自由自在に表現できる人は限られている。大抵は低レベルからやや低レベルぐらいの層が大半を占めているように思う。上位の技術力を持ったエンジニアなどほとんどいない。
誰でも名乗れるからといって、技術力が伴っているかというとそうでもない。だからこそ人材不足と言われるのだろう。毛が生えた程度のエンジニアが増えてはいけない。玄人を目指さなければ。
差別化
気持ち悪いのが、エンジニアやってます、とまるで自分は凄いみたいな感じで自己紹介する人。そういう人間に限って技術力が大したことなく、自分の株を上げるためにとか、そういう目的でやっているのが関の山だ…。
これでは良くない。なんのためにプログラミングをやっているのか。
何のためにやっているのか
それは価値を創出するためだ。
くだらない人間同士のやり取りに時間を割きたくない。接客などで取るに足らない人間にペコペコしたり、そんなことに時間を使いたくない。
以前は法律を学んでいて、それで社会を世界を変えたいと思っていた。しかし、実際には、何も変えられないと思った。問題が起きた後に事後的な対策、後手に回る対応、そして無意味な規制、制限。これでは何も世界を変えられない。
そんな他人のことに時間を使って一生を終えるのは無理。
だからこそ、自分で価値を生み出す力を身に付けてそれを積極的に表現していく。その魅力がプログラミングにはあったのだ。だからこそ、今自分は営業から転身して、こうして日々プログラミングを学んでいる。
まだまだレベルは大したことない。
でも、勉強する意欲は捨てたくない。誰かに使われる生き方や取るに足らない人間に時間を使う生き方はもうこりごり。
ゲームみたいにハマって、あくなき探求心に胸を躍らせる。そんな領域がこの世界には広がっている。すべては自分の武器を磨くため。