【先延ばし癖がなくなる】『やってのける 意志力を使わずに自分を動かす』
いつからか講演テキストの作成などの重たいタスクはどうしても先延ばししてしまう悪い癖が身についてしまいました…
そんな先延ばし癖をなくせないものかと思い、手に取った一冊が本日ご紹介する『やってのける 意志力を使わずに自分を動かす』です。
この本で参考になった点を本日は3つ紹介します。
一つ目は、この本の小見出しに、これで先延ばしはなくなる、と書かれた箇所。
それは色々な本に書かれていることですが、先延ばしにしてしまいそうなタスクをやる「目的」を考えるのではなく、そのタスクを完了するためにブレイクダウンして「何」をやればいいのかについて着目することが重要ということでした。
2つ目は他社の目標達成支援における有効な手段です。
それはコントロールしている感覚を与えること。例えば大学の単位を取るのに、何点以上の成果物を出すこと、と決めてあるのであれば、その方法(小論文なのか、ペーパーテストなのか)を選ばせるだけでもコントロールしている感覚は得られるということでした。
3つ目は本書の中で書かれたアドバイスをひとつだけ選べというならコレ、という計画を立てる方法。
具体的にはシンプルな計画を立てるだけでいいとのこと。シンプルとはいつ、どこでやるかを決めるだけ、というレベル。
例えば学生に3週間以内に資料提出を求めたとして、あるグループは計画なしで提出率約3割、かたやいつ、どこでやるかシンプルな計画を立てたグループは提出率7割ということでした。
自分や他人の実行力を上げたい方は非常にお勧めの本です。