自己肯定ペンギン
こんにちは。マルチ視点リフレーマーのたなたなです。
凄い才能があるにも関わらず、自己肯定感が低いひとっていますよね。
その子は高一の冬あたりから不登校気味になっていました。それでもせっかく入った高校なので何とか卒業はしようと頑張って、登校できる日は登校していましたが、結局高2になって出席日数が足らずに通信制の学校に転校することになりました。
高校を辞めると決まった際も、私としては悲しいというよりも「既定外でも自分を生きる」私の価値観センサーど真ん中で、是非応援したいという想いが募りつつありました。
というのも、勉強では周りに置いてけぼりでしたが、それ以外の部活動や生徒会活動には自ら積極的に参加し活躍していて、なにも周りに合わせて進学しなくても十分社会で活躍していける才能の持ち主だと感じていました。
結果的に、この春、今までの学力では到底届かなかっただろう大学にAO入試で合格し、通うことになりました。私も論文や面接練習などに立ち会って、できる限り協力しましたが、個人的にAO入試って海外経験のあるお金持ちの子の為の入試なのかと思っていたので、正直、何の変哲のない家庭で育った子でも突破できるとは思ってもいませんでした。いろんなことが巡り合わさって掴んだ幸運ではないかと思います。
その子は合格した今でも、自分には何もないとポロッとこぼす事はありますが、そんな事はありません。先日、カレンダーに書いてあった標語を贈りたいと思います。
幸運を軽く見てはいけない
幸運に出会うまでの努力があってのことだ
合格おめでとう。