マイナス化思考? 考え方のクセ 3/10個目
体調が悪い時や、なんか上手くいかない時、イヤなことがあったとき、なんでもマイナスに考えてしまうことってないですか?
考え方のクセは体調に左右されることもしばしば・・・・。
この記事では、自分のことを知りたい方や自分を変えたいと思っている方、ストレスを感じている人や人間関係をもっと、うまく乗り越えたいと思っている方に向けて書いています。
人は誰でもクセを持っているように、考え方にもクセがあります。大まかには10パターンに分類でき、複雑に組み合わさっています。
今回は、そのうちの『マイナス化思考』を取り上げてみます。
パターンの一覧はこちらをご覧ください。
さて、仕事で大きな成果を上げたとしても、それは「過去の失敗を償っただけで、評価されていない」と感じたり、「自分には務まらない、役に立っていない」と思ったり・・・・・。
このような状況が続くのは、とてもつらいことです。
そして、自分の周りにいてくれる人とも上手くいかなくなってしまいます。
悪いモノは悪く、なんでもないことも悪く、良いことまで悪く・・・
”マイナス化思考”というと、どんなイメージでしょうか?
なんでもマイナスに捉えてしまう、ネガティブな人という印象かもしれません。『マイナス化思考』というクセは、正にこの通りのイメージです。
以前とり上げた「こころのフィルター」というクセは、一言で言えば良いモノを遮断するといったクセでしたが、マイナス思考は遮断するだけでなく、全ての物事を悪い方向に考えてしまう状況のことです。
『プラスの否定』と言ったりもしますね。
つまり、なんでもないことや良いことまで、マイナスに変換して捉えてしまうクセです。
褒められても「お世辞を言われてる」としか思えなかったり、「過大評価されている」と感じたりすることが多いです。
自己評価が低い方はこの傾向があるかもしれません。
しかし、他の記事でも書きましたが、自己評価が低かったり、考え方にクセがあるからといって、それが悪いわけではありません。
問題は、このクセが強すぎて、人間関係や社会生活がしんどくなってしまう場合です。
クセは個性!
自分や周りがしんどくないようであれば、今はほっといても良いかもしれません。
すり替えの天才!
このクセのすごいところは、天才的なすり替えのスキルです。
良い出来事も、全く正反対の悪いこととしてすり替えてしまうのです。
経験論なので根拠はありませんが、このクセが強い方は特有の口癖があるように思います。あなたは同じような口癖を使ってないですか?
例えば、
「マグレだ」
「いてもいなくても一緒」
「誰にでもできること」
「自分にはふさわしくない」
世の中にはマグレということもあるでしょうが、私はあまりそういった考え方が好きではありません。マグレはマグレなりに、うまくいく可能性が高くなる努力をどこかでしているから、そうなるんだと思います。
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