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近刊『英語の文型と教養が同時に身に付くドリル』「はじめに」公開

ごめん,そんな本は出ない。

出ないが出したいとは思っている。今のところは架空の本ではあるが,その「はじめに」を執筆して公開してしまおうと思う。出版社からの「うちから出さないか?」という勧誘はもちろん大歓迎だ。

「英語学習で『文型』が大事なのはわかるけど,どうにも退屈で……」こんな声をよく聞きます。

その気持ち,わかります。各単語の品詞を考え,どの文型であるのかを分析するのは地味な作業です(慣れてくるとパズルや詰将棋のように熱中してしまう人もいるのですが)。

本書では少しでも楽しく文型の勉強ができるように,問題文に工夫を凝らしました。例えば,次のようなものです。

Socrates asked many questions to make people think.
ソクラテスは人々に考えさせるために多くの質問をした。

Napoleon created a set of laws called the Napoleonic Code.
ナポレオンはナポレオン法典と呼ばれる一連の法律を作った。

例文はすべて歴史上の重要人物を主語にして,その代表的な業績をまとめています。

全500題を解き終わった後には「英語の文型マスター」になれるだけでなく,この世界の成り立ちを知り,理解するのに必要不可欠な教養が身に付いています。

本書で,世界に通じる英語力と教養をあなたのものしてください。大阪大学で西洋史学を専攻し,塾や予備校などで英語・世界史・倫理などを指導してきた私が全力でサポートします(ちなみに数学や物理も教えていました)。

2024年10月 名古屋市にて

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不知塾と書いて「しらずじゅく」と読みます。 ソクラテスの「不知の自覚(無知の知)」を重視しています…

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