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不登校は甘えなの?-なって解った、不登校の辛さ-

私が学校に行けなくなったのは小学4年生のとき。
ある日を境に、ぱたりと行けなくなってしまいました。



不登校になってすぐは、

スクールカウンセラーさんと話したり、心療内科にかかったり、不登校に関するテレビや本を見てみたり…

とにかく、“学校復帰“を目指していました。

しかし、何をしてもメンタルは回復せず、
その2年後まで、学校に戻ることはありませんでした。

私の体験談〜不登校の辛さについて〜


◯学校に行けないからこそ、辛かった


担任の先生や友達は、理解のある人ばかりでした。 家族も私の気持ちを尊重してくれました。

しかし、それがとても辛かったです。

◯支えてくれる人への想い/学校に行けない悔しさ


家族は、いつでも私を支えてくれました。

私の悩みを聞いてくれたり、
評判の良い心療内科を見つけてきてくれたり…

私がまた学校に行けるようにと、必死でした。

家族みんな、私のことでいっぱいいっぱいで、
そのストレスで体調を崩す人もいて、

家にはいつも、
どんよりとした空気が流れていました。

周りの人が私のためを思って行動すればするほど、私はどんどん焦り、
学校に戻れない自分を責めてしまう。

それがとても辛く、悔しかったです。

◯なんとか乗り越えた不登校


しかし私は、
環境に恵まれたおかげで、
少しずつ学校への意欲を取り戻しました。

そして、学校を休んだ日から2年後、
学校復帰しました。

今となっては、


「あのとき学校を休めてよかった」
「学校が嫌だという気持ちを行動に移してよかった」
と思っています。

ですが、
私が不登校になったことで、
家族も危うい状況になってしまったのは良くなかったと感じています。

誰かが辛そうだとまた誰かが辛くなり、
みんなギリギリの状態でした。


「周りの子は普通に学校に行けるのに」

「どうして私達だけ、こんなに悩んでいるだろう?」

そんなことに苦しんだ小学生時代でした。

◯どうしても伝えたかった、当事者としての気持ち


ここからが本題ですが、


度々、SNS等で、
「不登校は甘え、怠惰である」
という意見が散見されます。

しかし、

私はそんなこと、微塵も思いません。

だって私は、不登校だったから。
不登校を経て、その辛さがよくわかったから。


もし、読者様が不登校で、
自分を責めてしまうようなら、

せめて、このnoteを読み終えた後だけは、
自責の念を捨ててみてください。


そして、不登校のお子さんをお持ちのご家族も、
ご自身を責めないでほしいです。


子どもの育て方が悪かったとか、そんなことは思わないでほしいです。

これが当事者としての気持ちです。


最後に、
「私達はいま、なんだかんだ楽しくやってます」
ということをお伝えしておきます。

ここまでお付き合いくださり、ありがとうございました。

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