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EVになっていくことは温暖化の問題解決になるのか
最近、EVが失速して、エンジン車が見直されている潮流だ。まあでも、エンジン車は今後衰退していき、長期的にはEVに向かっていくことは間違いないだろう。
よくEVと温暖化問題を絡めて、「あんまり二酸化炭素排出量変わらないよ、ハイブリッドの方が環境にいいまであるよ」という意見が散見される。きっと、電力を生み出すのに結局火力発電してるから二酸化炭素排出量変わりないよねっていう意見だろう。
確かにそうかもしれないが、これでいい。EVになることによって解決へ一歩近づいているのだ。
問題を解決する方法で必ず採用するのが、「問題を切り分ける」ということだ。
解決しがたい問題や課題があった時、それを解決するためには、まず問題を切り分けて単純化するとよい。
例えば、「二酸化炭素が減らない」という問題があった場合、
「エンジン車無くして、全部EVにしよう!」
「え、でも、火力発電所でも二酸化炭素出るよ」
「うっ」
となって、途方に暮れてしまう。
逆もしかりだ。
「火力発電所やめて、原子力発電所だけにしよう!」
「え、でもエンジン車が二酸化炭素だすよ」
「うっ」
となって、これまた途方に暮れてしまうのだ。
これを抑止するために、「問題を切り分ける」ということをする。この場合、問題を単純化するために、以下のように問題を片方に寄せてしまうのだ。
「じゃあとりあえずエンジン車をEVに全部変えて、それから二酸化炭素を排出しない発電方法考えよ」
とする。
「二酸化炭素減らない」という問題を、「車による二酸化炭素排出」と「発電による二酸化炭素排出」という二つの問題に切り分け、「車による二酸化炭素排出」をとりあえず解決してしまうのだ。そして、「発電による二酸化炭素排出」に注力すればよい。
問題解決は一発ではできない。少しずつ問題を切り分けて、自分の能力で扱える範囲の問題まで範囲を小さくしよう。
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