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復讐はするべきか

なるべくならしないべきだが、するならその後、漫画家や小説家あたりになろう。

一番コスパがいい目標の立て方は、その目標をクリアした後に再設定する目標と親和性が高いことだ。

例えば、会社を立ち上げて年商1億を目標に頑張ってきたとして、年商1億を達成した後、次の目標は年商2億とかになるだろう。

その時、もうすでに前の目標で年商1億を達成しているので、残り1億を達成すれば年商2億の目標は達成する。

こういう時、前の目標と後の目標の親和性が高い。

目標の大小にかかわらず、後に控える次の目標の"マイルストン"になるように目標を設定すると人生の効率がよい。

さて、復讐に話を戻そう。

自分の子供が交通事故で亡くなったとき、交通事故を起こした犯人に復讐をするとしよう。その復讐を達成した後の目標は何になるだろうか。悩ましいのが、「復讐」はそれを達成した後の何かの目標の"マイルストン"になりにくい。

なので達成した後「なにすっかな~」状態になる。年商1億を目指してみても、ゼロからのスタートでなかなかしんどい。サラリーマンになるにしても復讐している間に30代を無駄にしてしまったし、農家になるにしても今まで培ってきた復讐のノウハウは農耕には不向きだ。

以上より、復讐はしないべきだ。

どうしてもしたいのであれば、その後の目標を小説家とかにするとよいだろう。そうすることによって復讐時の体験談や、培ったノウハウなどを小説のネタとして流用できる。

復讐という目標が、その後の小説家という目標のマイルストンになりえるため、効率が良い。

なんなら復讐が終わってから物書きの準備をするのは遅いかもしれないので、復讐を決めたと同時に、小説家になる準備も並行してしておこう。包丁や拳銃を用意するのと同時に、ペンと原稿用紙も用意するのだ。

僕も、自分の娘や息子が誰かに〇されたとき、とてつもない悲しみと憎しみで埋め尽くされるのだろう。しかし、物理的でないにしても裁判やなにやらで「復讐」にこだわらない様にしたい。それができるよう心の準備をしておこうと思う。

自分も不幸になっては2次災害もはなはだしいはずだ。


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のろさとし | 実業家 | 製造業 | システムエンジニア
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