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「信じろ」というのは無茶。

よく恋愛ドラマで
「信じてくれてないんだね」とか「信じて!」とか、
相手に信じることをお願いするシーンがある。

教師に「信じてくれよ!先生!」とか言ったりすると、
熱血教師だったら「先生が信じてやらないで、誰がアイツを信じてやるんですか」とか受け止めてくれる。

上司リテラシーのある上司だったら「まずは部下を信じること」とか言ってくれたりする。

「信じる」とは、辞書によると、「少しの疑いも持たずにそのことが本当であると思うこと。また、 自分の考えや判断が確実であると確信すること。」らしい。

つまり、「信じろ」というのは、「少しの疑いも持たずにそのことが本当であると思え。また、自分の考えや判断が確実であると確信しろ。」と言っていることになる。

彼女「オフ会いってくるね💛待っててね、(*´ε`*)チュッチュ」
彼氏「え~、オフ会って男何人いるの…?」
彼女「少しの疑いも持たずに浮気しないと思え。また、自分の考えや判断が確実であると確信しろ
彼氏「はいぃぃ」

みたいなことである。

上司「大事な商談だからな、頑張れよ!」
部下「はい!少しの疑いも持たずに私が商談を成功させると思ってください!また、その自分の考えや判断が確実であると確信していてください!
上司「は、はいぃぃぃ」

みたいなことである。なんか無茶じゃないか。
ちょっと「信じろ」は言われた方が面喰っちゃいそうだ。

相手の精神衛生を気遣うのであれば、「信じる」が自然発生するまで強引に信じさせるのは避けたほうが良い。



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のろさとし | 実業家 | 製造業 | システムエンジニア
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