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幸せになれるのかな

  • 関東圏を出た旅行に行くこと。

  • 飲み会に参加すること。

  • リーダーを務めること。

  • 恋人と夏祭りに行くこと。

  • 大学生になること。

  • 一人暮らしをすること。

  • 将来フルタイムで働くこと。

とか、あげればキリがないんですが。
これらは、私がやりたかったけど
双極になったことでできるかわからなくなったものたちです。

先生や親は
「全てを諦める必要はない」
「できる範囲で楽しめばいい」
と言ってくれます。

でもまだ双極の診断が下りたばかり、
双極一年生の私には
そのさじ加減がわからないのです。

正直、躁転したってなんだっていい。
私なら転じても軽躁だし、
楽しいこと全部やりたい。
そんな無茶な考えを持っている自分がいます。
(一時期のうつ状態から考えれば
欲求が出てきたのは回復の兆しですが)

せめて、大学生になって、
興味のある学問を学んで、
二十歳になって、友達とお酒を飲んで、
願わくばフルタイムで働く経験をして、
それから病気がわかってほしかった。
そう思うのはおかしいでしょうか。

大学だって想像しているより素晴らしいところではないかもしれない。
お酒だって飲めたとしてもそんなに好きにならないかもしれない。
働いたら働いたで今度は働きたくないって思うかもしれない。

それでも全部、健康な状態で
全部全部、やってみたかった。

普通の人が辿る道のり。
みんなが当たり前に楽しむこと。
それが、今の段階で
よくて条件付きでしかできないことが確定しているのが
地味に悔しい。結構悔しい。

私まだ高校生なのに。
楽しいことこれからたくさんあるはずだったのに。
そんな風に思ってしまうのは傲慢でしょうか。

私より辛い人がたくさんいるなんてわかってる。
平均的な生活が必ずしもいいとは限らない、
隣の芝生は青く見える、
ないものねだり。
全部頭ではわかってる。けど。

やっぱりみんなと同じように
平均的な楽しさを享受したかった。

双極人の体験する躁では
他に代えが効かないほど
飛び抜けた幸せを感じるらしいです。
(なにを幸せと呼ぶのかはさておき、
脳が感じる度合いの話。)
でも、それすら
反動としてのうつを引き起こす可能性があるし
躁状態で失うものもあるから
なるべく幸せフィーリングを
抑えた生活をしなければいけません。

なんで…

特に、若いうちにしかできないようなことって
制限がかかることが多い気がして。
親には「みんな歳取ったら落ち着いた穏やかな暮らしを望むようになる」
なんて言われましたが、
そんな先のこと考えて
「うん確かにそうだね」
なんて納得できないよ!!!!

あーあ。
まあでも、これはこれで
行き過ぎな考えなんだろうなってことも
頭のどこかではわかってます。
双極を抱えながらでも
上手く付き合えば、幸せに生きられるだろうということも。

ちょっと愚痴でした。
とりあえず今は、
目先のうつ状態から脱却することだけを考えようと思います。

駄文になってしまいましたが
最後までお読みいただきありがとうございました。
また覗きに来てくださると嬉しいです。

るり

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