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意味のない人生を、楽しく生きるために

「ともやの夢はなに?」

と妻に問いかけられて、少し考えてからこう答えた。

「〇〇ちゃん(妻の名前)と一緒に暮らすことだよ。だからもう叶ってるんだ」と。続いて「じゃあ、今は何を目指してるの?」と質問されて、また考えてから頭に浮かんだことを声に出して伝えた。

目指してることはないかな。コテンラジオで深井さんが言ってた気がするけど、人は存在しているだけで価値や意味があって、短所も含めて完璧な存在なんだよね。生活をするためにお金は必要だから、ある程度稼げる仕事はしないといけないけど、本当の意味で『やらなきゃいけないこと』って一つもなくて、もう人生ってゴールしてるんだよね。じゃあゴールを迎えてる人生で何をするかって言ったら、『すきなこと』になるのかな

言葉にしてみて、ああ、自分ってそう思ってたんだと気づいた。

妻からの抽象的な問いに答えてみて、自分のなかの深い部分から答えを掘り出した感覚がある。今回の答えは、コテンラジオ(深井さん/樋口さん)で聞いたことと、「体験の哲学: 地上最強の人生に役立つ哲学活用法」で読んだものを基にした答えだ。

「体験の哲学」には、「生きているとは、体験していることである」と書かれている。受動的に“聞く”のと能動的に“聴く”のが異なるように、受動的に「何かをする」のではなく「五感すべてを集中して行為をじっくり味わうこと」を、この本では“体験”と言っている。

スマホを見ながら、音楽を聞きながら、ではなく。新しい体験をするときは、じっくりとそのこと“体験”してみると、きっと新しい発見がある。

近々「体験の哲学」を読み直したいなと思います。


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