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「珈琲と本のお店」で過ごす、土曜日の朝

街が動きだすのも昨日よりゆっくりな土曜日の朝。

いつもより1時間早起きして向かったのは、渋谷駅から歩いて5分、道玄坂中腹にあるBOOK LAB TOKYO。

2016年6月にオープンしたこちらのお店は朝7時からやっているコーヒースタンド併設の本屋さんです。

明るくきれいな店内に並ぶ本は、技術書やデザイン本、ビジネス書を中心にマンガから雑誌まで幅広く。コーヒーを片手に棚を眺めているだけで楽しいひとときを過ごせそうです。

中でもひときわ目を引いたのが、こちら。

BOOK LABTOKYO OWNER's CLUB」…通称「BLOC棚」。

お店独自のコミュニティ「BOOK LAB TOKYO オーナー制度」の特典のひとつとして、毎月マイクロオーナーの人たちに選ばれた本が並ぶ棚です。

人を通して本を知る、本を通して人を知る

という知的書評合戦「ビブリオバトル」のキャッチコピーのように、顔の見える人から好きなポイントともに紹介された本は、楽しさだけでなく読書を通して人を知る体験にもなるのがおもしろいなあと思います。

私のイチオシは、白石一文さんの「ほかならぬ人へ」。

好きな人におすすめしてもらった思い出の本でもあり、まっすぐなだけではない愛の形や向き合い方を考える、恋愛に迷ったとき手に取りたい1冊です。

全5冊の詳細はこちらのnoteをご覧ください。

【全5冊】BOOK LAB TOKYOオーナーが選ぶ「あまい本」


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がらりと表情を変え、夜はイベントスペースとして賑わうBOOK LAB TOKYO。こちらで開催されたイベントに私も何度か参加しました。

人の持つ可能性が広がる瞬間を捉え、伝えていくメディア「soar(ソア)」の説明会でのひとこまです。(写真はsoarのツイートより)

以前から記事を読み気になっていたsoar。どんな人たちがどんな想いで活動しているのか知りたくて参加しました。

「やっぱりsoarっていいなあ」と感じた当日の様子や気持ちは、イベント直後に書いたnoteにギュッと詰め込みました。

soarの物語に感じる、心の琴線ふるえる暖かいもの。#soar応援


こちらは、「日常にある、素敵な瞬間を切り取る」がコンセプトのインスタマガジン「cocorone」ローンチイベントのオープニングです。

私にとってcocoroneは、インスタグッドに切り取った写真と優しい文章で、暮らしの中にあるちょっと素敵なひとときを暖かく覗かせてくれるもの。

どうしてもバタバタしてしまう生活のなかで、ふっと力を抜く。ゆっくり深呼吸をしてから、いつもよりひと手間かけて少しだけていねいに朝の準備をする。

そういうきっかけをくれる、毎日の楽しみのひとつです。


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さて、今日こちらを訪れたのは友だちが開催する読書会へ参加するためです。

用意するものとして伝えられたのは、まだ読んでいない本。

「どれにしようかなあ」と本棚を眺めていたとき目に飛び込んできたのは、ちょうどこの場所で最所あさみさんにもらった「箕輪本」の1冊、「人生の勝算」でした。

今回の読書会のルールは、5分で本を読み内容をシェアするというもの。いま改めて内容をシェアするなら、こんな風です。

「人生の勝算はありますか?」
と聞かれてもなかなかピンと来ないと思いますが、新しいことに挑戦するとき、準備万端なことなんてほとんどない中でいかに始めの一歩を踏み出すか。必要なのは、「根拠のない自信」なのかもしれません。

この本は、「仮想ライブ空間」というキャッチコピーで知られるライブ配信サービス「SHOWROOM」立ち上げ人の前田裕二さんが、事業を立ち上げるまでに経験した挫折と逆境に立ち向かう勇気のドラマです。

なにより伝えたいメッセージは、絆の大切さ、努力の大切さ、そして人生において「コンパス」を持つことの大切さ。

ただのビジネス本ではありません。コミュニティ作りやビジネスの面だけでなく、人生を自分の手で切り開いていくためのヒントが詰まっています。

誰もが一度は経験する、急に目の前がまっくらになるあの感覚。そんなときにほんの少しでも顔を1mmでも上に向けようと思えるヒントが、ここにあります。


本文はまだ1ページも読んでいないのですが、シェアするためにプロローグを何度も読み込んでいたら、私自身読むのがとても楽しみになりました。

この読書を通して、自分の人生の価値観や向かうべきベクトルを見つけられたらいいなあと思います。いえ、とことん自分と向き合って見つけます。人生の勝算を。


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いつもと違う時間に、いつもと違う場所で、いつもと違う人と会ってみる。

いつもと違うことや初めてのことが多ければ両手いっぱいの勇気が必要ですが、5W1Hのどれかひとつをちょっと変えるだけなら、足を一歩まえに進めるだけで次の週末に叶う夢が1つ2つあるかもしれない。

そんなことを思う、渋谷の片隅で過ごした朝のひとときでした。

【BOOK LAB TOKYO】
HP:http://booklabtokyo.com/
Twitter:https://twitter.com/booklabtokyo
note:https://note.mu/booklabtokyo


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ひらともや
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