ボクシング42週目
「テニス肘」になりました。
はじめは痛風が肘に出たかと思ったのですが、筋肉系とわかってからは湿布で様子をみていました。しかしなかなか改善しません。腕を肩の高さまで上げて、グッと拳に力を入れると肘の先の筋肉が痛むのです。いまも湿布貼ったりしていますが、今日は痛み止めを飲んでからジムに行きました。より痛めてもいけないので、なるべく腕を力ませずに下半身の回転でパンチを打ち込むことを意識しました。
動きの変化
下半身に意識を向けて脚幅を気にしながら、動画に合わせて基本動作を繰り返します。腰の回転をとにかく意識して、また先週気づいた体重移動にも注意していきました。上半身は腕が痛いはずなので、全くの脱力状態で動きます。すると、カラダの動きがいつも以上にキレているのに気付きました。はじめのうちは、こんなやってる「フリ」のような動きでは効き目ないかな、と思ったのですが、下半身はサボっているわけではないので、どんどん汗もかいていきます。イメージとしては拳を前に放り投げる感じで、脱力した状態のまま打ち込んでいきました。すると姿勢も自ずと良くなっていることにも気がつきました。いままで動画レッスンやシャドーでは強く打ち込むことを意識しすぎていて、腕や、特に肩に力が入って、力んでいました。特にストレートを打つときに力んでしまい、「打つぞ」というフォームとなり、振りかぶってしまうような動作が入ってしまうことをよくコーチに指摘されていました。その原因にようやく辿り着きました。上半身の脱力によりいままでと全く違う動きができるようになったのです。思えば、サンドバッグの体幹打ちをする際も、腹筋と手と足の連動を意識していました。「このトレーニングで肩が痛くなるような打ち方は正しいやり方ではない。」と以前紹介した動画でも注意していましたが、他の動きでも同じなんだと思いました。
基本動作も奥が深い
このことを確かめるべく、ミット打ちでも上半身を脱力させて、腰の回転でパンチを打つ、そして拳が当たるときクッと握ることを意識してのぞみました。するとやはりいつもより姿勢も良く、パンチも綺麗に当たるのです。コーチが繰り出すミットへの反応も素早くできるようになり、「反応が早い」と褒めてもらえました。何より上半身を脱力させているだけで、心持ちカラダが軽いのです。その分、脚の運びもスムーズでした。ミット打ち後、コーチにいまさらながら、腕の力を抜いて打つことについて尋ねると、上半身の脱力について教えていただけました。うまく力を抜くために、呼吸で「シュッ」と息を吐いて脱力することを教えていただきました。
今夜は学びや気づきの多いレッスンでした。