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ボクシング17週目〜ボクシングの動きができてきたような気がする。

久々のジム

2週間ぶりのジムでのレッスンでした。

このゴールデンウィーク、余り良い過ごし方ができなかったけれど、それでも先週アップした、かかと落としと軽いスクワットはやり続けていたので、その成果を試す場となりました。

まずは動画を真似て、基本動作を行っていきます。その際、脚の位置を固定しすぎず、親指の付け根に重心をかけて、パンチを打つときだけピタッと固定する。それと「目の前に壁があると思って」前につんのめりすぎないことを意識する。あとは顎を引く、脇を締める、腕よりも腰の回転に意識を置く、などに気をつけて一連の動作を鏡も見ながら確認していきました。脚の親指の付け根に重心を置くことができて、リズミカルに動けました。つま先立ち、かかと落としの効果はありました。

深く大きな呼吸

その後、エアバイクを20分以上漕ぎ続けました。脚の内側を意識しながらゆっくりながらも、しっかり漕ぎ続けました。また、呼吸を整えることにも強く意識を置きました。いまはコロナ禍のため、マスク着用のままジムのレッスンをこなしています。すると動画で基礎動作をこなすだけで汗だくになり、さらにエアバイクまで漕ぐとマスクも汗でかなり濡れてしまい、息を吸うと顔にピタッと張り付いてしまいます。だからこそ、深くゆったりとした呼吸を保つことを意識しました。水泳を昔やっていたのですが、そのときと同じ、大きな呼吸で漕いでいきました。

コーチの動きを確認していく。

ジムには今日も体験レッスンを受けに何人もやってきています。先ほど自分が行ったのと同じ動画を見ながら基本動作を確認していくレッスンを、コーチが体験者と一緒に行っていました。自分も昨年末は同じよう体験者の立場であったことを思い出します。一方で、自分はコーチの動きを目で追っていました。コーチは先程自分がこなした動画での基礎レッスンと同じ動きをしています。コーチの動きはどこまでも身軽です。それでも、自分の動きとコーチの動きと、どこが同じでどこが違うのかを観察していきます。先ほど鏡で見た自分の動きとの差異を確認していきます。するとコーチの脚幅は、非常に身軽にぴょんぴょん飛びながらなので定まらないのですが、パンチを打つ構えになるとピタッと同じ脚幅になるのです。今日の自分の動きも、同じようにパンチを打つときには脚幅を一定にして、打ち込むことができていました。自分の動きが、始めた頃よりもそれなりにコーチの動きと似てきたことに気がついて、なんか嬉しくなってきました。目の前にいる体験者の動きとはまったく違います。自分も以前は動画の動きについていくのに精一杯でしたし、脚の位置がずうっと一定になっていたので、上半身と下半身がバラバラで、脚幅ばかりが窮屈な感じを抱いていました。いまの自分は一時意識していたフットワークが、ようやくできるようになってきたのでは、と思いました。

体験レッスンでは動画の初めの方だけだったので、引き続き流れている動画で自分ももう一度、動作確認を行っていきました。コーチの動きと同じように自分が動けるか、一つ一つを確認していきました。前に壁があることを意識して、脚幅は窮屈すぎないように。顎を引いて、脇を締めて、腰の回転を意識する。脚の親指に重心を置く。一つ一つ、テンポ良く、キレ良く動けるかを試していきました。なんとなく、できてきたような気がしました。そのことが自分の気持ちをさらに盛り上げていけました。

ミット打ちで確信した「ボクシングの動き」

その感覚を手放したくなかったので、あるいはまた、もっと実感したくて、ミット打ちでその動きができているのか、確認していきました。ミット打ちだと、コーチがその場で誤りを指摘するため、すぐに修正することができるのです。それがこのジムの一番の魅力です。

ジャブ、ワンツー、ワンツー・フック、これらをフットワークを使いながら打ち込みます。

いままで、ミットを追いかけながら打っていたので、終いには脚がもつれることもしばしばでした。前のめりになっていたのです。ですが今日は違いました。脚の親指に重心をかけてフットワークすることが効いているのと、「前に壁」をしっかり意識できているので、脚がついていかない、前のめりになるということがないのです。また、顎を引く、脇を締める、腰の回転に意識を置く、もできてきたので、腕を振り回してパンチを打つのでなく、腰の回転で打ち込んでいけました。そのため、パンチの振りはコンパクトでも、ミットを上手く当てることができました。ミットを持つコーチと対面しながら「自分は、ボクシングをしているんだ。」と初めて実感できました。幸せな気分が舞い降りてきました。

1ラウンド2分のミット打ちを2ラウンド、しっかりこなすこともできました。そのことも先々週とは大きな違いでした。もちろんそのあとはヘトヘトになり、呼吸もかなり苦しくなりました。深呼吸で整えていったときには、だいぶ落ち着いて自分の成長を実感することができました。

いくつになっても成長できる。

できないことができるようになることは、あらためてとても嬉しいことだと実感できました。また、意識を細かなところまで行き渡らせることに重きを置きながらも、自然とその通りの動作ができたことに、我ながら驚きもしています。週一回のレッスンでは物足りないのですが、それでもここまで4ヶ月、やってきたこと、続けてきたことが身になってきたと実感できます。初めてご褒美が降ってきたような気がしました。

もっと上手くなりたい、もっとできるようになりたいと切実に思います。また、同じように、いえ身体を使わないからそれ以上に!受験勉強もできるようになれるんだと、確信しています。

伊藤塾の伊藤真先生は「やればできる 必ずできる。」が決め台詞ですが、そのことを本当に実感することができた、今日はそんな記念日となりました。これからの自分の成長が楽しみになってきました。

1ヶ月ほど前、うつ病の症状を発症して悩んでいた自分は、今夜はどこかへ消えてしまったようです。そのことはまた別に記事にできればと思います。 

お疲れ様でした!



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