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コロナのおかげで。

6月になった。

5月は生まれて初めてこんなに世の中が静寂になるのを体験した。
緊急事態宣言が発令されて、仕事もテレワークになって、
普段人が集まるところが嘘のように誰もいなかった。

わたし自身あまりコロナウイルスの影響が少ない職種なので大きな変化はテレワークになったことくらいだったけど、この1ヶ月とてもストレスフリーな生活ができていたように思う。

言い方によっては不快に感じる方もいるかもしれないけど仕事に関してはいかに無駄が多かったか、はっきりと分かるきっかけになった。

まず、ソーシャルディスタンス確保のため、毎週行っていた朝礼と毎日行っていた終礼がなくなり、必要なことがある人は回覧で回すというスタイルになった。
これは今日から復活させるらしいが、この1ヶ月朝礼や終礼がないだけで各15分ずつの時間の余裕ができてとても良かった。15分あれば簡単な仕事1つくらいは出来る。

それから1ヶ月間は半分のメンバーでの仕事だったが、半分でも十分にやっていけた。通常の人数が多すぎる。
人は人数が多いと必ずサボるひとがでてくる。
人数を絞ればみんながせっせと働くしかないので、誰かがサボっている〜といった人間関係の不調もなくなる。

このように、問題点を洗い出すいい1ヶ月だったと振り返り感じている。
コロナが終息に近づいているとはいえ、体制を戻してしまっては勿体無いと思うのはわたしだけなのか。

コロナは古い体制を一掃するためにやってきたかもしれないのに。

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