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【ふたごのいちご】スタバの販促施策

4月11日から展開しているスターバックスの新商品「ふたごのいちご」と同時に展開している販促施策に関して、感じたことを記載します。

今回の施策は、前回投稿した【ファンベース】での売上拡大施策になるのかもしれません。
※あくまでの個人の感想であり、実際の販促施策との意図とは違います。

なぜ今回の施策がファンベースなのか①

ファンに新商品を2回購入してもらうだけでなく、店頭ではおやつの2個買いを促進して、類友に口コミを促進して新規顧客の購買体験を提供できる。

1.【新商品を似ているが違う味で提供】
新商品の投入を違う味のストロベリー2種類にする事で1人当りの購買回数を2回に向上させる事ができる。

2.【インフルエンサーによる告知】
インフルエンサーと呼ばれるモデルらをキャスティングして、インスタライブを実施。幅広いストロベリー購買層(?)へリーチできる。

3.【限定品販売 但し、購買条件有】
ふたごのいちごバッグという限定品を販売して、その購買条件に対象スイーツを2個以上購入するという事でファンの客単価を上げる。そして、家族や友達にスタバのおやつを食べるという体験を広めてもらう。

なぜ今回の施策がファンベースなのか②

今回のふたごのいちごバッグはデジタルではほとんど訴求しておらず、店頭に来てからファンは限定感から購買したくなる。(もちろんデジタルで見たファンもいる)


なぜ今回の施策がファンベースなのか③

今回のいちごの限定バッグ、ファンならほしくなるはず。
但し、その購買条件は2つのおやつを購入することです。

もし、今回の施策で新商品のドリンクと限定バッグとおやつ(例:スコーン2つ)を購買した場合、

640円 + 400円 + 260円×2 =1,560円

になる。もし新商品も2種類飲んだら、2200円
1回、もしくは2回の来店での合計になるかもしれないが、客単価も伸びて、新規顧客(類友)にも告知をしてもらって、今回の販促施策は非常に拡散してリーチしつつ、客単価向上した施策になったのかもしれない。

所管

今回、「ファンベース」の講演を聴き、本を読み、かなり偏った考えになっているしれないが、今回のスタバの施策は拡散性、売上拡大、新規顧客拡大につながるような非常に良い企画だったと思います。

数社のEC事業の創業、中核、責任者として合計500億円以上のEC売上に関わるデジタル領域の戦略、経験を15年してきました。経験したからこその考えをアウトプットしていきます。