人には「動いていただく」もの
前回に引き続き、『伝え方のキホン』をもとに相手に伝えるについて書いていこうと思います。
よろしくお願いいたします!
■ズバッと「ひと言」で言い切る。だから印象に残る。
ひと言で言い切ることの利点は「大事なこと」が際立つことです。
もし伝わりにくいようであれば、「ひと言」で伝えたあとに、補足説明をすればOKです。
【例】
プロジェクトの目的は → 新規顧客の開拓です。
企画のポイントは? → 健康に興味を持ってもらうことです。
会議の意図は? → 社員全員に周知徹底を促すことです。
文章(特にメール)の留意点
■誤解のない文章に仕上げる
例えば「結構です。」はOKなのか、NGなのか不明確になる場合があります。
はっきりとYESかNOを提示した方が誤解を生まずにすみます。
【例】
× 承知しました。結構です。
〇 承知しました。上記の内容で問題ございません。
また、「よろしくお願いします。」も注意が必要です。
相手に何かしらの行動を望むのなら、何を「よろしくお願いします。」なのか、具体的に書き添えます。
【例】
ご確認のうえ、修正点をお知らせください。よろしくお願いします。
添付致しました資料をご一読頂けますと幸いです。よろしくお願いします。
■一文一義
一文は短く、ひとつの文にひとつのメッセージにすると見やすく、読みやすいです。
具体的に、一文は60~70字が目安です。
また、「、」,「。」,「箇条書き」をフル活用していくと書きやすく見やすくなります。
■文章の見直しこそ、最大の時間をさく
本書には「情熱で書いて、冷静で直す」とあります。
書くときはとにかく書いて、少し時間をおいてから見直すのがよいとのことです。
メールなど、バーッと書いた後に見直すと「意味わからん」とか誤字脱字があります。
見直し大事ですね。。。
【見直すチェックポイント】
情報のモレはないか?
ムダな言葉はないか?
わかりやすく、具体的か?
読みやすい流れか?
読みやすい見た目か?
誤字、脱字はないか?
■人には「動いていただく」もの
ビジネスシーンで「伝える」という行為は、何かしら相手に行動をしてもらいたいときに行うものだと思います。
相手に動いてもらうには伝え方も丁寧に、相手に伝わるように工夫が必要です。
伝える前に相手にしてもらいたい理想的な反応を決めて、そのために何をしなければいけないのかを考えていきましょう!
最後までお読みいただきありがとうございました。