シラー『群盗』完全版、予告
こちら、noteのマガジン機能を使い、フリードリヒ・フォン・シラー作『群盗』の全訳を場面ごとに有料で公開していきます!
シラー本人は『群盗』初版のまえがきで
「この戯曲は上演の為に書いたのではない」(意訳)
と綴っているのですが......私は、いま読んで楽しく、舞台で格好よく話せることを目指して翻訳しています。大正十三年発行の堀田正次訳以降、全文を訳された形跡がないこの「まえがき」も公開する予定です。旧仮名遣いも読めるよ!という方は 国会図書館のデジタルコレクション に挑戦してみてください。
CEDAR第三回上演台本版『群盗』は、Amazon Kindle (読み放題対象)でご購入いただけます。完全版が約11万5千字なのに対し上演台本版は約6万8千字、と上演時間削減のために大きくテキレジされたものですが、ちょっと試してみたいなという方にはこちらもお勧めです。
そういえば、LINE用の『群盗』キメ台詞スタンプもあります。
大好きなシラーの『群盗』をたくさんの方に読んでいただけたら嬉しいです。
次回更新は悪玉フランツによる最後の長台詞が役者泣かせの一幕一場です。いきなり約1万字と、古典らしいボリュームをお楽しみいただけます!(以前訳した上演1時間30分ほどの現代会話劇は2万5千字ほどでした)
ドイツで観られるお芝居の本数が増えたり、資料を購入し易くなったり、作業をしに行くカフェでコーヒーをお代わりできたりします!