2022年ゲームの一言感想 (pilkul)
※本記事はBloggerの記事からの移行です
こんにちは。pilkulです。
昨年に引き続き、2022年のゲーム振り返りです。
ちなみに昨年の記事はこちら。→2021年ゲームの一言感想(pilkul)
https://note.com/tmgluconic/n/nbf325cb07caf
相変わらず、この記事だけは辛口だったり怪文書的だったりします。あと軽く触れただけのゲームもいくつかあります。
あるモードだけをプレイしたようなゲームは、タイトル後に[ ]で注記してあります。
■ENDER LILIES: Quietus of the Knights [序盤のみ]
本年はこのゲームから始まった。ぜひ動画をみてほしい。自分自身がプレイしているのに、動画をみ返すとイライラする。どうして自分から死にに行くんだ。弾に当たりに行くんだ。
2Dメトロイドヴァニアゲームの新作。主人公の少女でなく協力者が瞬間瞬間出現して攻撃するのが特徴。
良い出来である。幻想的な雰囲気、完成度の高い音楽。きびきびした操作感。
メトロイドヴァニア(各所を探検してスキルやアイテムを手に入れ強くなり、前行けなかったところへ行けるようになるといったゲームカテゴリ)における面倒な部分を和らげようという姿勢にも好感しかない。
その一方で、難しいのである。アクション苦手な私が半泣きになるくらいには。自分だってわかっているのだ。飛んでくる弾に対し、当たりたくて当たっているのではない。自分にだって理想の姿は思い浮かんでいる。多数の敵に対しその場その場で判断して的確に避け、スキルのクールダウンや攻撃の隙を意識しながら相手を倒しに行く。そんなことが、単にできないのである。
ロックマンを1ステージで諦めてしまう自分が触るには、少しばかりつらかったかもしれない。ただ、このゲームに簡単モードをつけてしまってはいけないと思うので、そこは仕方がない。
■DIVISION2 [DLC:ロードオブニューヨーク][レジェンダリーミッション:ディストリクトユニオンアリーナ]
今年達成感のあったプレイの一つ。最大難易度ミッションの一番簡単なやつをを友人4人でクリア。
「ターディグレイドアーマーシステム(自分か味方のアーマーが壊れた時、その人のアーマーの80%獲得)」は誰かひとり確実につけていた方がいい。後タンクビルドは(当時)弱くてすぐやめた。
■Trinitys
タンク/ダメージ/ヒーラーの3人に分かれ、ボスを攻略するゲーム。CPU追加可能。MMORPGのダンジョンをボスのみにした、という意欲作。
個人的に気に入っている。特定のゲーマーには、無性に味方ヒールしたくなる時期が来る。
ただ、ぴんと来ない初見殺し系ギミックが嫌いな人は特に合わないかもしれない。そういう場合は、ギミックを予習してしまった方が精神衛生上良い。
その他の希望点が数個。スキル選択、ボス選択、カジュアルモード。
ローグライク的な部分として、ステージクリアごとにもらったスキルとの入替が可能だが、難易度が高いゆえに「あのスキル最初から欲しいな……」という感覚がぬぐえない。MMOなら当然選択可能な部分ゆえだ。
■モンスターハンターライズ:サンブレイク
有名ハンティングアクションゲーム新作のDLC。
昨年、無印の感想で「快適なシステムは快適なゲームプレイを保証する」と書いたが、間違いなくその通りである。いいこと言うなあ私は。
■Deep Lock Galactic
たまに複数人ゲームにある、「コンセプトは分かるし感触が悪いわけでもないのだが、プレイ展開が単調になってしまう」という悲しみ。
■V Rising
吸血鬼となってサバイバル。村に行って荒らし、村人を眷属にし、ボスを倒してスキルを得る。ただ太陽やニンニクなどに弱い。
コンセプトから期待していた。
序盤のプレイ感や建築の豪華さなどは非常に気に入った。
哀しい点としては、「スキルが数十種類あるのに、どれも似た感触と威力」。せっかくボスを倒してもそれほどテンションが上がらない。
この理由も察しが付く。最近の「サーバー側が設定することで、PvPでもPvEでも楽しめる」ゲームにありがちな弱点である「PvPで荒れるのが怖くて壊れスキルを実装できない」問題によるものだろう。ただここを乗り越えなければ未来は寂しい。単にPvPとPvEで威力を変えれば済むものを
■Raft [エンド実装後]
わずか4マスのイカダから始まり、資材を集め各島をめぐり、ストーリーを追っていくアクション。
ついにエンディングが実装とのことで、4人集めて再プレイ。
ところどころ実装の甘さはあるように思うものの、イカダが豪華になる様子や生活が安定してくるのは非常に満足感が高かった。エンディングが実装されたことで人にも進めやすくなった。
他人事のエンディングのようなものはあるが、それよりもこのゲームが終わることの喪失感が物凄かった。棲み処をなくしたような感覚。
■スプラトゥーン3前夜祭 [前夜祭のみ]
うむ……。
2からいくつかの改善点はあるが、私の期待するいくつかの問題点が改善されていなかったので、プレイは控えた。
このゲームを3からプレイして精神が削られている人をtwitterでよく見かけ、つらい気持ちになった。
■EuroTruckSimulator2 [既プレイ、マルチ実装後]
トラックの運転なんてつまらないって思うでしょ?
一回やってみな、満足感すごいから。
■Patrick's Parabox
令和の新作パズルゲーム。倉庫番に、ブロック内ブロックやら再帰的ブロックやらを追加した傑作。ぜひ体験版で驚きを。
■Shatterline [PvEのみ]
3人COOPのPvEのみプレイ。道中にステーションがあり、2択から武器やスキルを選ぶ。そしてボスに挑む。全4ステージ。
これも、戦闘は悪くないのだが……という感じに収まってしまった。
特に、時間経過で敵が異常に強くなってしまう点と、ランダムイベントが全てプレイヤーに理不尽な不利を押し付けている点が悪いと思う。一生追尾する赤い球が音もなくダメージを与えてくる。楽しいわけがない。
銃の性能は素直だし、マップも綺麗な感じであるだけに、もったいなさが際立つ。
■ハーヴェステラ [途中まで、継続]
体験版で買うのを辞めなくてよかった、と思う。
12月に、体験版を製品版バランスに差し替えたものへ上書きされた。大正解だと思う。
年末年始休みにゆっくりプレイしよう。
■Call of Duty : MWII [継続]
バグだけ、バグだけなんとかしてくれ。本当に頼む。
ああ、でも武器解放システムも改悪されたから、そこだけの問題でもない。
■Overwatch2 [継続]
Blizzardの6v6のPvPオブジェクトFPSが、装いも新たに登場。
所々のブラッシュアップが入っているものの、安定感がある。基本無料になって友人も誘いやすくなった。
ただ開始当初のバグは多かった。過去記事参照。
■The Battle of Polytopia
システムを簡単にしたCiv。個人的にCivのつらい点と思っていた長時間プレイを改善している分がある。
ただ単純化の問題として、ユニットの強弱が如実に出てしまう問題がある。大味。理不尽に勝ち理不尽に負ける。
■レッツプレイ! オインクゲームズ
ボードゲームがいくつも入っている。UIも非常によくできている。持っている人が少なくて、オンラインマッチングがさみしい。友人に送ってしまった。
■Satisfactory
3D工場作成ゲーム。
ほぼ友人たちのプレイを眺めていた。
車の自動運転設定やら楽しい部分はあるが、3Dならではの面倒くさい部分が可視化されてしまっているようにも感じる。
友人たちの努力の結晶を見て欲しい。
■Warhammer: Vermintide2 [既プレイ、無料配布後再プレイ]
4年ほど前、2018プレイ時は、その理不尽な難易度に怒りの消去を行った記憶がある。
無料配布キャンペーンがあり、4人集まったのでプレイ。難易度が下がったのか4人の人間がプレイしたからか、かなり簡単になったように思う。もちろん最低難易度のみではあるが。
■Civilization6
4時間くらいで完了するようなモードを作ってくれれば言うことはない。
■Warhammer 40000: Darktide[発売初期]
作った人の、だれも、だれも、歴代の「複数人ゾンビゲーム」をプレイしたことがないのか?
例えるなら、最新のカードゲームで「Ancestral Recall」や「強欲な壺」が何の工夫もなく出てきたような絶望感を感じる。ちなみにこの文はゲームデザイナーの「過去を学ぶ大切さ」を言いたいのであって、カードゲーマー諸氏は噛みついてこないで欲しい。
Warhammer2:Vermintideを発売初期にプレイしたあの時の具合悪さを忘れてはいけなかったな、と反省した。
■Grounded [途中まで、継続]
小人になって庭に放り出され、何とか生き抜く子供たち。4人マルチプレイ。
序盤どころか中盤も厳しい生活を強いられ、つらすぎてゲームプレイが進まない。
なにせご飯も水も未だ手に入りにくい。この子たちは厳しい生活だ。
サバイバルゲームにおける「新たに手に入れた資材/武器/スキルによって、少し強くなり楽しくなっていく」快感がまだまだやってこない。
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