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小学館の図鑑NEOで知識を実体験へつなげるために
こんにちは!「たけを」です!
皆さんは、公園で遊んでいるときに、お子さんから「これ何?」と聞かれたことはありませんか?公園は、ただ体を動かして遊ぶだけでなく、子供たちが自然の中で発見し、学ぶ絶好のフィールドです。
我が家でも、8歳の娘と6歳の息子が、小学館の図鑑NEOシリーズを活用しながら、身近な自然について学んでいます。先週末には、相模原市にある麻溝公園と県立相模原公園を訪れ、図鑑で得た知識を実際の体験に結びつけることができました。
今回は、図鑑を通じて得た知識をどのようにフィールドワークに活かすか、子供たちの様子や親としての工夫を交えながらご紹介します。
公園遊びが図鑑NEOの学びになる理由
実際に試してみたフィールドワーク例
公園フィールドワークの効果と気づき
親としてのサポートと工夫
まとめ
1. 公園遊びが図鑑NEOの学びになる理由
公園で遊んでいると、お子さんから「これなに?」と聞かれることはありませんか?普段何気なく過ごしている公園も、子供たちにとっては新しい発見の連続です。
木々や芝生、砂場、遊具など、公園の環境は、小学館の図鑑NEOシリーズの「動物」「植物」「昆虫」といった内容と結びつきやすく、子供たちの探究心をくすぐる場所でもあります。
例えば、先日訪れた**麻溝公園の「相模原麻溝公園ふれあい動物広場」**では、娘と息子が図鑑で学んだ知識を実際に確かめる機会がありました。
娘は、鳥のエリアでウスユキバトを見つけると、「これ、図鑑に載ってた世界一小さいハトだよね!」と目を輝かせながら話していました。図鑑の中の知識が、実物を目の前にすることでさらに深まり、自信に満ちた表情が印象的でした。
一方、息子はウサギをじっくり観察しながら、「ウサギの耳って、敵が近づく音を聞くために大きいんだよ!」と誇らしげに話してくれました。図鑑の知識を自分の言葉で説明することで、理解がより確かなものになっているようでした。
このように、図鑑で学んだことを公園で実際に体験することで、子供たちの知識は「知っている」から「理解している」へと変わっていきます。
日常の公園遊びに、図鑑で得た知識をリンクさせてみると、子供たちの好奇心をさらに広げ、学びの幅もぐんと広がります。ぜひ、身近な公園でお子さんと一緒に新しい発見を楽しんでみてください。
2. 実際に試してみたフィールドワーク例
自然観察で知識を活用する
次に訪れた**県立相模原公園の「サカタのタネ グリーンハウス」**では、熱帯植物を間近で観察しました。
「サカタのタネ グリーンハウス」は、熱帯・亜熱帯の植物をテーマにした温室で、普段見ることのできない珍しい植物が展示されています。湿度や温度が管理され、熱帯雨林のような環境を再現しており、まるで図鑑の中に入り込んだような体験ができます。
公式サイト:サカタのタネ グリーンハウス
訪問時には期間限定のクイズラリーが開催されており、展示を見ながら問題を解いていく形式になっていました。子供たちは図鑑で得た知識を活かしてクイズに挑戦し、館内の説明パネルや植物を観察しながら答えを探す姿が印象的でした。「答えはハウス内にあります」と書かれていたヒントにワクワクしながら、探究心を刺激されているのが伝わりました。
特に子供たちが夢中になったのは、図鑑にも載っていたウツボカズラ。本物を見るのは初めてだったため、「わあ!これが本当に虫を食べるのかな??」と目を輝かせていました。娘も「図鑑で見るより気持ち悪いねー!」と実物と図鑑の違いを楽しみながら学んでいました。
こうした実物を見るという体験を通して、図鑑で得た知識が実物と結びつき、より深く理解できることを実感しました。
簡単な実験を取り入れる
麻溝公園の広場では、図鑑NEO「科学の実験」で紹介されていた内容を参考に、自然の不思議を簡単な遊びを通じて体験しました。特に子供たちが興味を持ったのは、「砂鉄集め」と「にじ作り」です。図鑑で読んだ内容を、実際の遊びの中で試してみることで、より深い理解につながりました。
砂鉄集めの挑戦
子供たちは、磁石をビニール袋に包み、砂浜にこすりつけながら砂鉄を集める方法を実践しました。磁石を砂に当てると、「うわ!黒い砂がいっぱいくっついた!」と大興奮。
息子は、「砂がくっついてる!もっと集める!」と夢中になり、娘は「砂の中にもこんなに鉄があるんだね!」と感心していました。実際に手を動かして試すことで、身近な自然の中に科学が潜んでいることを実感できたようです。その実感が、どこに砂鉄が多く含まれているのか場所を変えたり、磁石の種類を変えたりと、自然と試行錯誤するようになり、さらなる好奇心につながりました。
ホースの水で「にじ作り」
晴れた日にホースの水を細かく霧状に噴射し、太陽の光にかざしてみるあれです。
2人で、「見る場所変えるともっときれいに見える!」と試行錯誤しながら虹を探していました。こうした遊びを通して、虹の仕組みがただの知識から、自分たちの手で発見した実体験へと変わっていくのを感じました。た。「もっと広い場所なら大きく見えるかな?」と考えたり、「違う時間帯ならどうなるんだろう?」と新たな発想を得るなど、次の好奇心にもつながります。
3. 公園フィールドワークの効果と気づき
フィールドワークを通じて、子供たちは図鑑で得た知識から実際に実行に移し、実験の成功から喜び、失敗から悔しさを知って、「もっと知りたい」「他の方法をためしてみる。」という意欲を持つきっかけになりました。
こうしたフィールドワークの繰り返しが、知識の深化だけでなく、観察力や問題解決能力の向上につながるのかなぁと感じました。
4. サポートと工夫
親として意識したいのは、子供たちの自由な発想や試行錯誤を尊重しつつ、必要なサポートをすることです。
例えば、子供たちが砂鉄を集めているときには、「どんな場所に多くあると思う?」と問いかけ、考える機会を与えるようにしました。また、観察の際には「この植物の名前、知ってる?」と一緒に調べることで、親子で学ぶ時間を作るよう心がけています。
さらに、発見したことを共有することで、学びの意欲を高めることも重要です。「この前の公園で見た植物、学校でもあったよ!」と子供たちが教えてくれる瞬間は、親として嬉しく、学びが日常生活につながっていることを実感します。
あとは、上手くいかないことは投げ出したくなるもの。嫌にならないギリギリのラインで手を差し伸べられるのが理想なので、顔が曇り始めたり、ネガティブな言動が続いたらかなと思ってますが、実際はどうするのが良いのですかね?投げ出すこと、イヤなことから逃げることを覚えることも実は大事なこと?
この辺はまた、違う機会に考察してみます。
5. まとめ
小学館の図鑑NEOを活用し、公園遊びを学びの機会に変えることで、子供たちはただ知識を得るだけでなく、体験を通じて学びを深めていくことができます。
親としても、子供たちの好奇心を引き出し、自由な発想を尊重しながら一緒に学ぶことが、学びの楽しさを何倍にも広げてくれると感じました。
これからも、図鑑とフィールドワークを組み合わせて、学びの幅を広げていきたいと思います。ぜひ、皆さんも図鑑を片手に公園へ出かけ、楽しい学びの時間を作ってみてください!