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万能型抗酸化物質[αリポ酸]でプラスαの健康を
αリポ酸は、一般にはほとんど知られていません。
しかし、知れば知るほどスゴい栄養素だということが理解できます。
αリポ酸を摂取すれば、間違いなく健康レベルが一段アップします。
そこで今回は、αリポ酸は一体どのようにスゴい栄養素なのか。
そのスゴい働きを3つに絞ってお伝えします。
(記事の文末に動画を貼っています)
マルチな抗酸化作用
αリポ酸のもっとも重要な役割は、活性酸素を除去する抗酸化作用です。
が、ただの抗酸化作用ではありません。
幅広く、あらゆる場面で活躍する、マルチな抗酸化栄養素です。
αリポ酸単独での抗酸化作用です。
その強さで言えば、ビタミンCの約400倍です。
本当にスゴいのはここからです。
通常抗酸化物質は水溶性か脂溶性に分かれ、働く場所も、水に溶ける部分か油に溶ける部分かに限定されます。
![](https://assets.st-note.com/img/1653376916045-iFKCndZxG4.jpg?width=1200)
ところが、αリポ酸は水にも油にも溶ける、つまり活性酸素除去に働く場所が限定されません。
他の抗酸化物質をサポート
αリポ酸は単独で働くだけではなく、さまざまな抗酸化物質のサポートをします。サポートというのは、一度役割を終えて仕事ができなくなった状態の物質を再生して、もう一度仕事をさせるということです。
具体的にサポートするのは、
ビタミンC、ビタミンE、コエンザイムQ10、グルタチオン
です。
![](https://assets.st-note.com/img/1653376591080-YOcECxjfrd.jpg?width=1200)
上の図の「GSH」がグルタチオンです。
グルタチオンは肝臓など体内でつくられるトリペプチド(3つのアミノ酸からできる化合物)です。
きわめて強い抗酸化作用に働くため、アンチエイジング効果や放射線障害予防効果などで注目されています。
糖質のエネルギー代謝に働く
αリポ酸のおもな働き、2つ目は糖質のエネルギー代謝促進です。
それによって、血糖値を正常に戻したり、糖尿病による合併症の予防にも働きます。
![](https://assets.st-note.com/img/1653376851630-oDu2j0WT8F.jpg?width=1200)
元々αリポ酸は、糖尿病や肝障害の治療薬でした(多分今も)。
2004年に一般食品としての扱いになったために、それ以降、サプリメントが販売された、という経緯を持っています。
糖質の代謝がよくないと、糖質が脂肪となって蓄積します。
αリポ酸はこれを防ぎ、肥満の予防にも役立ちます。
有害金属のデトックス
αリポ酸のおもな働き、3つ目はデトックスです。
有害金属と呼ばれる、
水銀、鉛、カドミウム、ヒ素、ニッケル
などを吸着して体外に排泄します。
αリポ酸は、血液脳関門という脳の関所も通過することができます。
![](https://assets.st-note.com/img/1653377589992-rQQBrcHWRK.jpg?width=1200)
それによって、有害ミネラルが脳に蓄積するのを防ぎます。
とくに、水銀の神経毒性から脳を保護します。
食物にはごくわずか
αリポ酸は、
牛や豚のレバー、ほうれん草、トマト、ブロッコリー
などに含まれて、また体内でも合成はできます。
けれども、その量はどちらともごくわずかであり、体内合成は40歳を過ぎると、もうほとんどありません。
αリポ酸で健康レベルを引き上げたい場合には、どうしてもサプリの力が必要です。
αリポ酸のサプリについては、下の記事をお読みください。
まとめ
αリポ酸のもっとも重要な役割は、強力かつ極めて幅広く、あらゆる場面で活躍するマルチな抗酸化作用です。
αリポ酸単独でも、ビタミンCの約400倍の抗酸化力です。
αリポ酸は、水溶性でも脂溶性でもあり、活性酸素除去に働く場所が限定されません。
αリポ酸は
ビタミンC、ビタミンE、CoQ10、グルタチオン
等の活性酸素除去に働く栄養素や物質を、再生させることもできます。
αリポ酸の役割、2つ目は糖質のエネルギー代謝の促進です。
血糖値を正常にして、糖尿病による合併症の予防に働きます。
αリポ酸のおもな働き、3つ目はデトックスです。
有害金属と呼ばれる、
水銀、鉛、カドミウム、ヒ素、ニッケル
などを排除します。
とくに脳の水銀蓄積を防ぎ、毒性から保護します。
食品に含まれるαリポ酸、体内合成できるαリポ酸はごくわずかです。
αリポ酸で健康レベルを引き上げたい場合は、サプリの力が必要です。
この記事の内容については動画もアップしています。
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