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沖縄を含め、一向に収束の兆しが見えません。そこで読むべき本は・・・
沖縄では連日、感染者数が2千人台と、パンデミック以来の高止まり状態です。
「もう、うんざり」と愚痴りたくもなりますが、それでも自己防衛を続けるしかありません。
もちろん、「栄養の力」による自己防衛です。
そこで、あらためて栄養摂取による予防策を書いてみます。
次の本を紹介します。
![](https://assets.st-note.com/img/1641385662277-kjRAW7CIOH.jpg)
「克服できる!」と言い切っていますね。言い切ることができるのは、著者が医師だからであろうと思います。
私が言い切ってしまうと、「それはダメだ!」ということになります。
ビタミンC+D+亜鉛でなぜ克服できるのか、ということに関しては、以前に公開した記事の内容とほぼ変わりありませんので、そちらの記事をご覧になってください。
同じことを言っていても、やはり「予防できる!」と言えないのは、非常に歯がゆい思いですが・・・
なお、上の記事では、ビタミンC+D+亜鉛に加えて、タンパク質、ビタミンA、マグネシウムも取り上げています。
今日はこの本に書いてある、それ以外のことを3つお話しします。
(記事の文末に動画を貼っています)
わずか5日で退院のワケは
最初に、一昨年のこと、トランプ前大統領が大統領選挙終盤に新型◯◯◯に感染した時のエピソード。
当時74歳と高齢であったのにもかかわらず、わずか5日で退院したことに驚いた人は少なくなかったはずです。
どのような治療をしたのかというと、抗体カクテル療法に加えて、ビタミンDと亜鉛を服用したのです。
ビタミンDと亜鉛で免疫力を引き上げウイルスの増殖を阻止することを狙ったものと思われます。
日本の総理大臣が同じ状況になっても、ビタミンDと亜鉛の服用はないはずです。そのくらい、海外先進国と日本の栄養に対する認識は掛け離れています。
一昨年の夏頃から、専門家の間では「ビタミンDが◯◯◯ウイルスに効果がある」というのは半ば常識でした。
日本でも、ネット等でその情報をいち早くキャッチした人が少なからずいて、ビタミンDのサプリメントが例年の数倍以上売れるという事態が起こりました。
けれども国(厚生労働省)や国の機関は、そういったことをアナウンスしないどころか認めていません。
日本の栄養学に対する意識は非常に遅れているというのが、この本で書かれていることの一つです。
具体的な必要摂取量は
二つ目です。◯◯◯ウイルスの予防、症状緩和に必要だと著者が考えるビタミンC、ビタミンD、亜鉛の摂取量が本の中に書かれています。
以下はいずれも成人の必要量です。子どもの場合には、体重に応じて減らす必要があります。
ビタミンCは3000mg/日だと表記されています。
私は常々「ビタミンCは最低でも1000mg/日。風邪やインフルエンザ予防のためには1500〜2000mgは摂ってほしい」と言っていますが、この本によると、◯◯◯ウイルスを予防するためには、もう一段、さらなる摂取が必要なようです。
そうなると、もうサプリメントでなければ100%不可能です。1000mgでも食事からは不可能です。
ビタミンCサプリメントに関しては、下の記事をお読みになって購入する時の参考にしてください。
ビタミンCサプリメントは価格が安くコスパ最高なので、1日3000mg摂取してもそれほど財布が痛みません。
続いて、ビタミンDと亜鉛の必要摂取量を一緒に言ってしまいます。ビタミンDは2000IU(50μg)、亜鉛は20mgです。
この量であれば、それぞれ個別サプリメントを飲まなくても、各栄養素の含有量が多いマルチビタミンミネラルでカバーすることもできます。
ちなみに私が飲んでいるLife Extension というメーカーのマルチビタミンミネラルには、ビタミンDが50μg、亜鉛が25mg含まれています。
これで必要量を満たしています。
この商品に関しての詳細は、まだ note の記事にはしていませんので、興味がある方はYouTubeの動画でご覧ください。
合わせて摂りたい栄養素
この本には、ビタミンC、ビタミンD、亜鉛以外にも合わせて摂りたい栄養素が補足されています。
その内の一つが、お茶に含まれてるカテキンです。なかでも緑茶に含まれるエピガロカテキンガレート(EGCG)は、「新型◯◯◯に対して強い抗ウイルス作用がある、と注目されています」と書かれています。
著者は1日4〜5杯の緑茶を飲むことを薦めています。
もう一つはポリフェノールの一種であるケルセチンです。
本には、「ケルセチンは亜鉛の吸収率を高める」「ケルセチンが亜鉛を細胞に取り込む手伝いをする」と書かれています。
ケルセチンは葉野菜やアブラナ科の野菜など幅広く含まれますが、何と言ってもケルセチンは玉ねぎの含有量が断トツです。
玉ねぎは万能野菜ですので、しばらくは毎日でも料理に加えていいかもしれません。
それ以外に合わせて摂りたい栄養素としてセレン(必要摂取量100μg)とマグネシウム(同500mg)が紹介されています。セレン100μgは、お魚や玉子を日常的に食べる人であれば足りているはずです。
マグネシウム500mgは、日本人は足りていない人が多いです。大豆食品、海藻類、ナッツ類、全粒穀物、ココアなど、まずは食材から摂ることが大切ですが、それでも足りなければサプリメント、あるいは
超高濃度マグネシウム、濃縮マグネシウム、エプソムソルト
などで強化するのも一つの手です。
まとめ
今回は柳澤厚生著『新型◯◯◯ウイルスはビタミンC、D、亜鉛で克服できる』の本を紹介しました。
それぞれの栄養素とウイルスとの関わり方は、他の記事に譲りました。
海外先進国と日本の栄養に対する認識は掛け離れていること、日本の栄養学に対する意識は非常に遅れているというのが、この本で強調されています。
また、新型◯◯◯の予防、症状緩和に必要だと著者が考えるビタミンC、ビタミンD、亜鉛の摂取量が本の中に書かれています。
ビタミンCは3000mg、ビタミンDは2000IU(50μg)、亜鉛は20mg(それぞれ1日当たり)が必要です。
また、ビタミンC、D、亜鉛と合わせて摂りたい栄養素としてカテキン、中でも緑茶に含まれるエピガロカテキンガレート(EGCG)、玉ねぎに多く含まれるケルセチン、そしてセレンとマグネシウムが挙げられています。
こういった栄養素をしっかり摂取していれば、◯◯◯ウイルスを完璧に予防できると私は言いません(言いたくても言い切れませんが)。
ただ、第6波が去って第7波が来ても、気持ちのゆとりが生まれます。
ストレスも少ないし、QOLも低下しにくいです。
私はそこが大事なのではないかと思っています。興味がある方は、ぜひ読んでみてください。
この記事の内容については動画もアップしています。合わせてご覧ください。