【復職3か月で再休職した話】#3 突然の休職宣言
家事育児に翻弄され、休みの日も睡眠を削って仕事をする日々。
その日は突然やってきます。
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1、【復職3か月】その日は突然やってきた
仕事で自己肯定感が下がっていく
復職3か月頃が経ったこのころは、自分が担当している企画がいよいよお披露目を迎えるタイミングだったため、なんとか形にしようと奮闘している時期でした。
しかし、自分にとって新しい仕事内容だったため思うように頭が回らず、スピード感も全く出ていない状態。自分の力不足をつくづく実感し、他人と比べながら自己肯定感が爆下がり。
上司や同僚からも心配され、「フォローに入ろうか?」と声を掛けられるほどでした。
もちろんフォローに入ってもらいつつも、人が増えることでいろんな意見が混ざっていき、結局ゴールが見えず一層焦る日々を送っていました。
保育園へ息子をお迎えに行く道中も
「今日も何もできなかった」
「何も成し遂げていないのに子供預ける資格がないのでは」
と自分をひたすら攻めていました。
朝の準備中に涙が止まらなくなった
その日は翌週に自分が企画を担当している施策のリリース日の1週間前でした。
正直、その企画の中身も翌週にリリースと言いながら全くと言っていいほど形ができあがっておらず、その状態を周囲に共有もできていませんでした。
「責任」「期待」「前年以上の実績」
このキーワードが常に飛び交う会社で自己肯定感を失い始めていた私は、いよいよ崩れていきます。
息子に無理やり起こされ起床し、なんとか洗面台に立った私。
鏡を見ながら髪の毛をくしでといている時、涙が止まらなくなっていきました。
なかなかリビングにこない私を不思議に思った旦那が洗面所に駆け付け、私を見ると同時に
「今日は休もう」
と言ってくれました。
しかし、私が行かないと来週の企画が大変なことになる…
焦った私は引き続き準備を進めようと手を動かしますが、いつもの倍以上時間がかかってしまいました。
「あなたが行かなくても、なんとかなるから大丈夫」
同じ会社ではない旦那がドシっと構えそう言ってくれました。
この時ばかりはとても頼もしかったです笑
このままでは仕事どころではない。
まずはしっかり体を休めよう…
その後、朝の準備の手を止め、上司にお休みをする旨を連絡し、そこからあれよあれよという間に休職することになりました。
2、今の私が思うこと
現在、休職して約3か月が経ちました。
先日会社へ面談しに行き、もう少し休職期間を延長した後に正式復職の運びとなることが決まっています。
当時の私のことを振り返ってみると、とにかく「完璧主義」だったのだと思います。
家事育児においては、「きちんとしたい」という気持ちが強かったです。
前日のうちに洗濯をたたんで、保育園の準備や翌日の朝ごはんの準備までしておき、部屋は片づけた状態で朝を迎えていました。
子供の食事も(10か月だったのもありますが)手作りがメインで、しっかり栄養バランスのとれた食事をとらせたいという意識が強く、大人の食事も自炊することが多かったです。
仕事では産休前に管理職昇進の話をもらい、期待されたポジションでしっかりと仕事を成し遂げたい、期待に応えたいという気持ちが強かったと思います。
ただ、時短勤務や子供の体調不良で穴をあけることも多く、その分の挽回をしたいともっても能力不足も相まってスピード感がなかなか出ませんでした。
その結果、「期待に応えたいけどできない人と思われたくない」という気持ちだけが強くなり、理想と現実のギャップに失望し、自己肯定感が下がった結果うつ病になってしまいました。
今思うと、どれも「しっかりやり遂げたい」という気持ちが強かったんですよね。
手を抜く=ワーママとして失格
と思い込んでいたし、休職入る直前は
保育園から電動自転車で2人の子供を連れて爆走帰宅しているお母さんたちを見かけるたびに、
「ちゃんと2人も子育て仕事もしていて、すごいなあ」
とすべてのワーママたちが偉大に見え、自分はワーママとして失格だと決めつけていました。
(そのお母さんがどんな仕事をしているか、家事育児にどう向き合っているかなんてわからないのに…)
今思うことは、ワーママはやることが多すぎてすべてパーフェクトなんて無理だということ。
程よく手を抜き、周囲に頼ることは何も恥ずかしい事ではないということ。
お読みいただきありがとうございました^^
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