【休職4か月目の教訓】辞めたいと思ったら、まず休めばいい
現在、仕事を休職して4か月目になりました。
体調はすっかり以前の状態に戻り、継続して働き続けるようになるため今は通勤練習をしながら日々過ごしています。
とはいえ、息子の体調不良もありうまくいったりいかなかったり。
以前の私だったら「予定通りうまくいかない」ことにイライラして
旦那にあたってしまったり、息子にやさしくできなかったりしていたところですが、「ま、いっか。仕方ない、そんなこともある」と比較的寛容な心で日々家事・育児・仕事(通勤練習)に向き合えています。
心身共に余裕がある状態だからこそ、ですね…
今回は、今後復職をしてまた同じようにしんどくなってしまったときのために、今回の休職の教訓として学んだことを残しておこうと思います。
「仕事辞めたい」で検索し始めたら、まず休め
今回の休職に入る直前2週間は、毎日のようにSNSで同じような状況の人がいないかひたすら検索をしていました。
きっとその気持ちの裏には、辞めたいと思った人がどうやって仕事へのモチベーションを取り戻しているのかを知りたかったり、なんなら「仕事辞めちゃえば?」と背中を押してほしかったんだと思います。
でも、「育休から復帰したばかりで休職なんてありえない」「今やってる仕事を投げ出すなんて周囲にどう思われるのか」などひたすら頭を駆け巡り、結局24時間仕事のことばかり考える日々…といった感じで、どんどん負の感情が自分を追い込んでいきました。
この状態になったら、まずは1日、定休以外でお休みした方がいいです。
1日が難しければ早上がりで半休だけでも、自分の時間をとること。
この休息は「エナドリ」的な一時的な休息にすぎないですが、まずは一人、仕事・家事・育児すべてから解放される時間を確保することが重要です。
自分が抜けてもなんとかなる
私が思うに、責任感が強い人ってうつになりやすいのかなと思ったりします。
自分が今、このプロジェクトから突然抜けたらどうなるんだろうという恐怖心で「とにかく自分が犠牲になればいい」というメンタルで日々仕事に向き合ってきましたが、これはほんとにNGだったなと反省してます。
ですが、結局自分が抜けたって何とかなるんです、仕事って。
もちろん迷惑をかけることには変わりはないのですが、会社側が抜けた穴をリカバーしようとしますし、社員1人が抜けたからといって大きな損害を被るわけでもない(と思うのがいい)です。
仕事から抜けたら死ぬ、くらいに思ってた私に言ってあげたいです。
(休んだってお金の心配は貯金や有給、給付金でなんとかなることも)
何を大事に生きていきたいか
仕事は生活をしていくうえでお金を稼がなくてはならず、大切な営みです。
ただ、その仕事が自分の精神を食いつぶしてまでその仕事を続けることはベストだとは思えません。
子どもを産む前の私は、仕事をしている自分が大好きでした。
そして今は価値観も大きく変化し、子供と過ごす時間、家族としての時間を過ごしている自分が大好きです。
以前は新しい仕事、初めて取り組む仕事にワクワクしてたまらなかった私ですが、結婚・妊娠・出産を期に自身の価値観が大きく変わっていたことに、今回のメンタル不調をきっかけに気づきました。
以前と同じように、というのは物理的にも難しかったですし、
精神的にも同じ気持ちであると思っていたものが、意外と違う方向に興味関心が向いていたんですね。
人生1回きり、何を大事にして生きていきたいかしっかり考えて日々過ごすことで、今どんな決断をすべきかが明確になると思います。
心身が回復すると前向きになれる
休職して1週間はぼーっとした日々を過ごしていましたが、「このままではいかん!」とカフェに行き休職に至った経緯や今後どう働いていきたいかなどを必死にノートにまとめていました。
この時はまだ休んだことを認めたくなかったのか、焦りからきたものなのか分かりませんが…とにかく作業することで気を紛らわしていました。
この時期はただ仕事のことを考えると「ウっ」となってしまいながらも「今後のことを考えねば…いつまでも休んではいられないし」と焦っていました。
ただ、これはミステイクです。笑
とにかく疲れて1日でも仕事から離れることができたら、仕事のことは一切考えないようにするのがベストです。
ましてや休職した経緯や今後の働き方について考えるなど…もってのほか!
休息期(と私は勝手に呼んでます)にはただひたすら、泥のように寝て体力を回復させるのがベストで、しばらく休んで心身が回復してきたかな?と思ったくらいの回復期(これも勝手に呼んでます)になったら、色々と考える時間を設けるのがいいと思います。
今の私は、心身が回復して比較的前向きに物事を捉えられるようになってきています。とはいえ、ちょっと仕事の人とのアポがある日は起き上がれなかったり、だるいなあと思ったりはしますけどね…
ではまた^^