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【振り返り】休職期間やってよかったこと

いよいよ復帰目前となりました。
7月に急遽お休みをしてから早いもので4か月、長いような短いような不思議な感じでした。

半ば中途半端に終わってしまった通勤練習を振り返ると、本当に復帰できるのかという不安の方が大きいです。今の心境は正直怖いです。万全な準備もできていないし、休職の原因でもあった職場に異動無しで戻ることの不安の方が大きいです。

ですが、自分で選択した「復職」なので程よく頑張って駆け抜けていきたいと思います。

ということで、今日が復職前noteを更新できる最後の日になりそうだったのでこの休職期間にやってみてよかったことをまとめておこうと思います。(この休職期間が自分の人生においてどれほど重要だったか、せわしない日々を送っているであろう未来の自分のために残したいと思いました)



ひたすらゴロゴロすること


最初の2か月くらいは、保育園に息子を送り出してから家でひたすらごろごろしていました。朝は家事に追われて無心で過ごせるのに、9時の登園を終えると一気に虚無感に追われてしまい、駅に向かうママパパさんと自宅に向かう自分とを比較して凹んでいました。家でゆっくりすることにも罪悪感がどこかあったんです、

ただ、メンタル本で「生産性のない日こそ最高の1日」というフレーズを目にしてから「ゴロゴロゆっくりすることも大切」「今の自分に必要なのはゆっくりのんびり過ごして体調を回復させること」とマインドがゆるやかに上向き、そこからは「ゴロゴロの達人」になっていました。

休みはじめはとにかく自宅で何も考えずゆっくり過ごすのが一番です。コンビニの季節ごとにかわるスイーツを買って、ちょっといいコーヒーを買って、家でネットフリックスを見る。それでいいんです。


同じ状況の人のnoteを読む


今この世界で私だけがこんな状況なんだ…
休職に入るころはそういう思考が頭を駆け巡り、自分に「社会不適合者」というレッテルを貼っては落ち込んでいました。

ですが、誰かに起こっている現象は他の誰かにもきっと起きているはず。そう思ってGoogleで「ワーママ 休職」「育休明け 再休職」と調べたら同じような状況の人の記事にたくさん出会いました。

noteを通じて今の自分を客観的に見ることもできたし、自分だけではないという勇気をもらったことで、休職期間の過ごし方や考えていること、仕事に対する思いやモヤモヤ、復職だけが答えじゃないのかも…などなど、自分という存在に向き合うこともできるようになった気がします。

発信の前に、まずは同じ状況の人と出会い、つながり、力をもらう、そんなことができるのもnoteのいいところなのかなと思います。


何も考えずゆるく発信をつづける


今もしていますが、noteで日々自分の考えていることや思いを自由につづっています。これは改めて自分が「発信することが好き」であることの気づきにもつながりました。

ゴロゴロしたり家族と過ごす時間にも少しずつ飽きてきたころ、通勤練習も相まってnoteを始めました。書くことやテーマを決めず、ほかの人の記事やお題などからインスピレーションをもらってその時々に感じたこと、思ったこと、自分が他の人にシェアしたいと思ったことを書き綴ってきましたが、これは得意不得意もあると思います。

私は今までありがたいことに色々な仕事を経験してきていていますが、会社からキャリアプランを考えさせられる度に「自分が得意といえるスキルが何か分からない」と常にモヤモヤしていました。自分の強み(タグ)が何か分からなかったんです。

ただ、noteで発信を続けていくにあたり、もしかしたらこうやってこつこつ、ゆるく発信を続けていろんな人とつながり、誰かの役に立つことが好きなのかもしれない、と気づくことができました。もちろん現業にどう結び付けるかはまだまだ考えなければいけませんが、これこそ何も考えずゆるく発信を続けた中でnoterの人たちとつながれたからこそ発見できたことかも…と思うと、継続は力なりだなぁと思うわけです。


気になった本は読んでみる


普段読書をしない私ですが、時間がしっかりとれる今だからこそできること、それは読書(インプット)だと思いました。
とはいえ、この4か月で読んだ本は4冊です。1か月1冊ペース…笑。漫画の方が読んでいますね…。

ですが、タイトルだけ壮大で「読めなさそう…」と思う本は一切手に取っていません。今の自分だからこそ読みたいと思える本だけ、本能的に手に取って読んでみる。それでいいと思うんです。ビジネス本でも小説でも、好きだな、読んでみたいなと思う本があれば、時間はたっぷりあるんですから、ゆっくり自分のペースで読めばいいと思います。


家族との時間も大事にする


仕事をしているときは旦那と1日話さないで過ごす日はよくありました。朝も夜も遅い日は特にラインすらしません。今日子供はこんな様子だったとか、保育園でこうだったらしいとか、そんな話は休みの日にしかしませんでした。もちろん休職当初も気持ちが落ち込み気味だったので、夜はすっと一人で寝てしまうことが多かったです。

そんなこんなで休職に入ってしばらくたったころ、旦那と久しぶりに子供の寝かしつけの後晩酌しながらお笑いを見ようか、という話になりました。子供は21時までに寝てくれて起きてくる様子もなかったので、キンキンに冷えたビールとカルディで買ったつまみをもってテレビを見てげらげら笑っている時、「あぁ、私はこういう時間が持ててなかったんだな」とふと思ったんです。

家族と何かをシェアしながら笑いあえることって、とっても素敵なことなんだなと感じた瞬間でした。

それから休みの日の前は少し夜更かしして旦那と話したり何かを見たり夜食を食べたりするようなこともちょこちょこ増えたので、今後も体力に余裕があるときは続けていきたいなと思いました。


一駅分くらい歩いてみる


体力の衰え、これが少し心配でした。
復職してから身体的な疲労はその日のうちに取れるようにしたいと思ったので、体力づくりもしたいと思いました。ただジムに行ったり目的もなく散歩にいくのはあまり得意じゃない私は、帰り道や作業のために移動するときになるべく歩くようにしました。

そうすると何かしら用事があって出かける場合、15分~40分くらいの幅で、2日に1回くらいは歩くことになります。

特に通勤練習をしているときは1駅分くらい歩くことを習慣化しました。

この成果が何につながるかはわかりませんが、「一駅分くらい歩いた自分」にどこか達成感を感じるのです。

目的なく散歩することが苦手な人は、出かける先の一個手前の駅あたりから歩いて向かうことをおすすめします。


まあ書いてみて思ったのですが、あまり有益な情報ではないかもしれません(笑)むしろ普通のことでした。ただ、休職期間は気持ちも体力も正常化することが難しいと思うので、ごく普通の、当たり前のことから習慣化できるといいんだなぁと書いていて改めて気づきました。
(目から鱗!みたいな特別なことをしなくたっていいんだ、ということです)

ということで復職前、最後の記事になりました。
次は復職後、ゆるく発信し続けられるといいなと思います。

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