ROOTsの代表取締役が語る、『原体験からやりたいことを見つける方法【地方創生】』
そろそろ夏のインターンの選考が始まる時期。
しかし「これから自分がどんなことを仕事にしたいのかわからない...」
と思っていませんか?
そんなあなたのために、
今回は、地域創生に注目した『やりたいことを見つける方法』について、
お話いただいたオンラインキャリアセミナーをまとめました!
【オンラインキャリアセミナーとは?】
オンライン就活が提供する『オンラインキャリアセミナー』では、
オンラインで「仕事を楽しんでいる大人」から就活や仕事についての話を、毎日聞くことができます!
(画像をタップするとリンクにアクセスできます。)
【今回のゲスト紹介ってどんな人?】
▼今回のゲスト
シュレスタ翔太さん!
シュレスタさんは、ネパール人と日本人の両親をお持ちで、ロンドンで産まれました。
幼い頃に新潟中越地震を経験され、建築に興味を持ちました。
大学では建築学を専攻されていました。
現在は株式会社ROOTsの代表取締役を勤められています。
▼シュレスタさんのTwitterはこちら!
https://twitter.com/shota_shrestha
【株式会社ROOTsってどんな企業?】
株式会社ROOTsとは、
博報堂グループの社内起業制度を使ってでき企業で、
『さといこ』という体験型ふるさと納税サービスを運営しています。
『さといこ』とは、地域でしかできない体験をふるさと納税で決済す
ることができるサービス。
シュレスタさんの祖母の住む地域が、消滅するのも時間の問題という限界集落で、その地域をどうにかしたいという想いが『さといこ』というサービスが生まれたきっかけだそうです。
▼『さといこ』のHPはこちら!
https://www.satoiko.jp/
【シュレスタさんってどんな人?】
『さといこ』が生まれたきっかけからもわかるように、
シュレスタさんはすごく人想いな方。
話し方もすごく姿勢が低く、優しい口調で、
『さといこ』はシュレスタさんだからこそ、思いついたサービスだと思いました。
話を聞いていると、
すごく冷静に物事を考えていらっしゃる方なんだなと思え、
就活の際も自分のやりたいことをしっかり見つめ、1社目は力を入れて選んだとおっしゃっていました。
ちなみに、1社目は広告代理店で力を付けようと思い、読売広告社を選んだそうです。
シュレスタさんは力がついたらすぐに転職しようと考えていましたが、
広告代理店での仕事はすごく面白く、今ではその道にすっかりハマってしまったそうです。
地方での体験を軸に「やりたいこと」を考える!
シュレスタさんが代表を務めるROOTsとは、
原点・故郷・ふるさと・軌跡といった、「自分の根っこ」を意味するrootsという英語が語源になっています。
シュレスタさんご自身も、
幼い頃に育った祖母の町をどうにかしたいというルーツを辿って、
そのルーツを『持続可能な地域作り』を目標に仕事へつなげられています。
そして、『さといこ』というサービスを作られました。
シュレスタさんによると、
地域創生ビジネスに興味を持つ学生を少なくないそうです。
その理由は、シュレスタさんのように地方で育った故に、故郷への思い入れが強いから。
シュレスタさんが『さといこ』の営業で田舎に住む人と話をする時、
その田舎について熱をこめて語ってくれる人が多いそう。
これも故郷への思い入れから来ています。
一方で、地域には経済力がないという問題もあるそうです。
東京などの都市と比べると、圧倒的に資金力の差があり、
資金不足であるが故に問題解決への施策が流れてしまっているのが現状。
田舎のような地方は、資人を雇える資金がないので、
ボランティアとして来てくれる人を頼る傾向にあるそうです。
シュレスタさんは、自分たちでも解決方法を探すきっかけを作ってあげたいという想いも『さといこ』には込められていると話されていました、
これ、地方創生ビジネスに興味のある学生は、視野に入れておくべき知識かもしれませんね!
地方創生したいなら、1社目はスキルを磨ける企業を選ぶ方がベター?
就活をしている時から、
祖母の住む地域の問題解決が視野には入っていたシュレスタさん。
そんなシュレスタさんが1社目に選んだのは広告代理店でした。
広告代理店を選んだ理由は、1社目でビジネススキルを磨くためでしたが、
はじめから地方創生ビジネスをしている企業に就職する選択肢はなかったのでしょうか?
シュレスタさんは、ファシリテーターの管さんが
「もし学生に頃に戻ってもう1度就活をするとしたら、どのような企業を選びますか?」
という質問に対して、
今でも1社目には地方創生ビジネスを行っている企業は選ばない
とおっしゃっていました。
もし、その道の企業に就職を考えている人にはショックな話かもしれませんが、経験を通してシュレスタさんが感じる理由があります。
その理由は、地方の経済力不足にありました。
地方創生を行うには国からの支援金なども、欠かせないものだとシュレスタさんは話されていました。
しかし、一般的なビジネスを行っていると、
「その支援金はどこから来ているのか?」
「寄付された資金の使い道は?」
などの情報はなかなか得られないそう。
なのでシュレスタさんは、
もしもう1度学生に戻って就活をするなら、
国に就職をして、地方に回ってくるお金のシステムを学びたい
と話されていました。
こういう社会人の方の体験を通して得た、
「もっと学生の頃にこうしておけばよかった」
「もし私が学生ならこうする」
のような情報ってすごく勉強になりますよね!
僕たち学生にしかできないことでもありますし!
『オンラインキャリアセミナー』では、
このような大人の知恵が毎日聞くことができますので、
是非是非、参加してみてくださいね!
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