MY STORY NO.14
【こどもと一緒にローストポークを作ろう!!〜ダッチオーブン編〜】
便利という域をはるかに超越したこの時代に、現代の子ども達にとって必要な能力とはいったいどんな要素だろうか?
受験勉強を勝ち抜く知性だろうか?
はたまた
困難に打ち勝つレジリエンスか?
人を思いやる人間性だろうか?
それとも今あるもので工夫しながらやりくりする発想力だろうか?
これからの時代はとくに非認知能力が人生成功のkeywordとなっているといっても過言ではないと個人的にはそう思う。
非認知能力は目標に向かって頑張る力や人とうまく関われる力、感情がうまく調節できる力などと言われている。
教育経済学者のジェームス・ヘックマン(シカゴ大学)は、幼少期に非認知的な能力を身につけておくと、将来的に幸福感が高まり経済的な安定につながるという研究報告がある。(ペリー就学前プロジェクト1960−)
つまり、幼児期に重要なことは、“やりたい”と思える遊びに夢中になり、試行錯誤すること。
そうやって、生み出した自発的な遊びを通して、協調性ややる気、忍耐力などの能力を身につけて、それらが将来、勉強や仕事などに対する意欲を高めることに繋がる。子どもに十分な遊びの時間や環境を整えてあげることは、とても大切な事であると。(参考:https://www.sukusuku.com/contents/qa/143200)
あらゆるものが自動化、最適化されつつある社会において、より人間的要素がさらに重要なのであろう。
だとすれば・・
自然の中での遊びや活動は、まさに目標に向かって頑張る力や人とうまく関われる力、感情がうまく調節できる力などといわれる非認知力が養われるに最高の環境だと思う。
子どもたちの人間力を育てるには自然の中に身を置き思いっきり遊ぶこと。
五感をフルドライブしながら、時には神がかった集中力で危険を察知し、時には五感の感度を落としリラックスしながら、よりリアルな遊びや活動を行なっていく。
こうして、子どもたちと活動を共にすることで非認知力を高めていくことが重要だろう。
Art & Science
The Occupational Therapy!!