自分の良くないところ
ものごとを先回りして考えること。
いいようにも思えるが、
最近自分に対してこれが善くない方向に
働いているんじゃないかと考える時もある。
先回りをして考える時。
それが自分の心からのもの、
能動的な気持ちから生まれるものならいいのだが、
対"外"を気にして行うときの自分が嫌だ。
なぜなら、
そこで考えを巡らせる背景にはきっと自分の中で、
人に怒られないようにだとか、
文句を言われないように、
ミスを責められないようにと、
波風を立てず、そのためにどうにか最終的には、
自分にとって都合がよくなるように振舞っておこう、そんな心理が働いていると思う。
そして、先回りをすれば自分の身だけはきっと守れると思い込む。
でもそんな先回りは、恐らく自己保身の表れで、
そんな自分が「臆病で卑屈で、卑怯な自惚れ」に見えてくる。
先回りした思考が結果として行動に繋がり、
自分だけではなく、
誰かのために意味を成すものであるならそれでいい。
行動にならなかったまま、思考止まりのままのとき、
これがのちのち言い訳となって己に見苦しさを纏わせる。
きっと自分には、
先回りしてあれこれ考えようとする癖が良くも悪くもついてしまっているとは思う。
なぜなら臆病だから。
そして対外的な反応からそれを行うことも、
きっと避けられないとは思う。
自己保身に走ろうとしてしまう心理が働くときも多いだろう。
だからそんなときには、どうにかまずは、
先回りをしようとする前の状態を確と受け入れ反省することと、
そして、
その後の先回り思考が自己保身のためではなく、
全体最適となるようなちゃんとした行動に繋げること。
「雨が降っても自分のせい」
そのくらいの自責意識を持てるようになるのは、
まだまだ程遠いかもしれないが、
当事者意識を持ち、自己効力感を強く意識し、
働きかけが行える。
こんなふうに振る舞える大人になっていきたい。
と、大学生のうちにいろんな組織というものを経験して内省している。