2024 Summer Vaction: Utahの旅(1)
July 5-July 13, 2024
はじめに
今年もまたアメリカの独立記念日付近で1週間ほど休みをとって国立公園訪問の旅を決行した。
ちょうど独立記念日当たりから熱波が発生し、訪れる地域はすべて恐ろしい暑さだったが、そのおかげで天気は快晴が続くという休みなく、予定変更なく遂行できる珍しい旅となった。
旅程
今回もSFから車での移動。ユタ州まで長いので、途中で1泊するはずが、帰りは一気に約1300kmを運転。おかげで日曜日を片付けと体力回復に充てることができた。
宿泊先はキャンプとロッジ・ホテルを組み合わせる。
ロングトレイルの前後はホテルがいいと実感。キャンプ場はシャワーはあるが、やっぱりベッドで寝たい。
できるだけ日にちの持ちそうなものは家から持って行ったが、途中途中で買い出しもした。ただ、旅先によってはスーパーがなかったりするので、できるだけ準備するのは大切。
できるだけ国立公園のビジターセンターで情報収集した。トレイルの状況把握もあるし、どんな動物が観られるのかなどは、ここで確認した方がいい(当たり外れはあるのだが)。
トレイルの候補は複数準備して、体力や状況に合わせて取捨選択。これも旅程から大幅にずれるのを防げて良かった。
ジョシュアツリー国立公園のときは、手当たり次第トレイルを行ってしまい、時間がなくなったから。
準備は大切だと感じた。
訪問した州立公園・国立公園
Valley of Fire State Park (Nevada)
Valley of Fire State Park(バレー・オブ・ファイア州立公園)は、アメリカ合衆国ネバダ州に位置する美しい州立公園で、その名前の通り、燃えるような赤い砂岩の地形で有名。
https://parks.nv.gov/parks/valley-of-fire
冬に来ると沢山のハイキングトレイルに挑戦できるようだが、夏は暑すぎて訪問客だけでなくスタッフ、救助隊も危険に晒されるということで、ほとんどのトレイルは閉鎖される。
過去に、私は夏に訪れていて、ほとんど人がいなかった記憶があったのだが、今回も予約なしでも使うことができた(公園を出る時にキャンプ代と入場料を支払った)。
ネバダ州の州立公園ということでこじんまりしているが、個人的には景観が好きな公園なので、どうしても旦那と一緒に行きたかった。
サンフランシスコから約12時間ほどのドライブで到着。
Zion National Park (Utah)
Zion National Park (ザイオン国立公園)はアメリカ合衆国ユタ州南西部に位置する国立公園。
過去に2度一人で訪れたことがあるのだが、そのときは短いトレイルを何個か挑戦したのと写真を撮ることをメインにしていた。今回は旦那と一緒で、いくつかザイオン国立公園では初めてのことがあった。一つ目はキャンプで二つ目は野鳥観察。トレイルも、ザイオンのメインの部分だけでなく北西のKolob Canyonの部分も初めて挑戦したので、過去に訪れたとはいえ新鮮だった。
キャンプ場は南の入り口の近くにSouthとWatchmanがあるのだが、Southは閉鎖していた(リノベか工事中か何か)。私たちはWatchman Campgroundを事前予約していた。
いくつかの有名なトレイルに挑戦した。
絶滅危惧種のカリフォルニアコンドルが生息している地域でもある。
Bryce Canyon National Park
Bryce Canyon National Park(ブライスキャニオン国立公園)は、アメリカ合衆国ユタ州南部に位置する国立公園で、その独特な地形と美しい風景で知られている。特にフードゥーズ(Hoodoos)と呼ばれる奇岩群で有名。これらの岩は、風と水の浸食によって形成され、高さが数十メートルに及ぶものもある。キャニオンと呼ばれているが、実際には巨大な自然の円形劇場のような形状をしている。
こちらも過去に2度訪れたことがあるが、簡単なハイキングとキャンプをしただけだった。
旦那とのメインイベントは、バックカントリー。
一方通行になるので、事前にトレイルヘッドまで送ってくれるガイドを予約する必要があるUnder the Rim Trailが今回のロングトレイル。
その距離22.9 miles (36.9 km)で、2泊3日がスタンダードだが、私たちは1泊2日で強行突破。
Capitol Reef National Park
Capitol Reef National Park(キャピトル・リーフ国立公園)は、アメリカ合衆国ユタ州に位置する国立公園で、その壮大な砂岩の形成物、峡谷、自然橋、そして豊かな歴史的遺産で知られている。
Cathedral Valley(カテドラルバレー)という壮大な砂岩の尖塔が点在するエリアには簡単なキャンプサイトがあり、4WD車でアクセスすることが推奨されている。そこでキャンプするつもりで準備してきたのだが、本当に道が悪く、最後の2カーブで断念。岩が飛び出している坂道が最後続き、車を擦ってしまったし、パンクしたら終わりという秘境だったので、引き返す勇気というものを初めて使った。
私も旦那も初めての国立公園で、この未開発なキャンプ場での夜空観察を楽しみにしてはいたのだが、安全を優先した
それでも結構短くても楽しむことができるトレイルが多数あり、行く価値が大いにあった。
サンフランシスコまで14時間ほど。
旅の始まり
まだ去年の夏休みの記事が終わっていないが、もう一年経ってしまったので、記憶が新しい方からどんどんまとめていこうと思う。
今回は、比較的前から準備したのと、直前までトレイル検索をして、さらにプランBも考える余裕があったため、旅の途中でもかなり余裕をもって行動できた。
二人で色々調べたため、お互いに知識をもっていたのが良かったと思う。
それでは、今年の夏休み、Utahの旅の始まり!!
続く