2024 Summer Vaction: Utahの旅(3)
July 6, 2024
Valley of Fire State Park
Valley of Fire State Parkとは
バレー・オブ・ファイア州立公園(Valley of Fire State Park)は、ネバダ州に位置する美しい州立公園である。壮大な砂岩の景観や豊かな歴史で知られている。
特徴
地質: バレー・オブ・ファイアの名前の由来となった赤い砂岩層は、約1億5千万年前のジュラ紀の砂丘が堆積し、固結したものである。
風景: 公園内には独特の形状をした岩石やアーチ、峡谷が点在しており、特に夕日や朝日に照らされると美しい赤色が際立つ。
気候: 砂漠気候であり、夏は非常に暑く、冬は穏やかである。春と秋が観光には最適な季節である。
歴史
先住民: この地域には古代のアナサジ族が住んでおり、彼らが残した岩絵や岩刻絵が多く見られる。これらのアートは、狩猟や宗教的な儀式を描いたものであり、約2000年前に遡る。
設立: バレー・オブ・ファイア州立公園は、1935年にネバダ州で初めて設立された州立公園である。その後、保護と観光促進のために整備が進められてきた。
見どころ
エレファント・ロック(Elephant Rock): その名の通り、象の形をした岩であり、写真撮影に人気のスポットである。
アーチ・ロック(Arch Rock): 自然の力で形成されたアーチ状の岩石であり、その美しい形が訪れる人々を魅了する。
ホワイト・ドームス(White Domes): 白い砂岩のドーム状の岩が連なるエリアであり、ハイキングコースが整備されている。
ペトログリフ・キャニオン(Petroglyph Canyon): 古代の先住民によって刻まれた多くの岩刻絵が見られるエリアである。これらの岩刻絵は、狩猟の場面や宗教的なシンボルを描いており、歴史的な価値が高い。
アトラトル・ロック(Atlatl Rock): ここでは、先住民が使用した投槍器(アトラトル)の絵が刻まれた岩を見学できる。階段を登って岩刻絵を間近に見ることができるのが特徴である。
レインボー・ビスタ(Rainbow Vista): 広大なパノラマビューが楽しめる場所で、色とりどりの砂岩が美しい景観を作り出している。
バレー・オブ・ファイア州立公園は、その独特な地形と豊かな歴史を背景に、訪れる人々に感動を与える場所である。自然の美しさと古代の遺産が融合したこの公園は、ネバダ州を訪れる際には必見の観光地である。
真夏のValley of Fire SP
過去に訪れた際も確か9月のレイバーデイか何かで、ものすごく暑くて、他に宿泊している人がいなかったと記憶している。
真夏は気温が40℃近くまで上昇する(今回の熱波では40℃は超えていた)ので、滞在するにも暑いし、多くのトレイルがクローズする。
残念ながら、挑戦したかったトレイルのほとんどがクローズで、また挑戦しようにもすぐに気温が上がってしまうため、今回はRainbow Vista Trailのみにとどめた。ただ、トレイルというほどえはないPetroglyph Canyonは見ることができたし、ドライブも楽しむことができた。
Valley of Fires SPでのSunriseとSunset
どちらもおそらくとても写真を撮るのに向いている。太陽の光が左差し込んだ岩は、名前の通り燃え上がるように赤くなる。
時間的に前日Sunsetは間に合わなかったので、Sunriseを楽しむことにした。
今回、カメラの都合で、一眼のレンズは望遠しかなくて、あとは全部iPhoneだったのだが、そこそこ綺麗で、性能に驚かされる。
続く