2024 Point Reyes National Seashore Backcounty (1)
October 19-20 2024
近場でお手頃、バックカントリー
ポイント・レイズ国立海浜公園はサンフランシスコから身近なNPSが管理する公園で、さまざまなアクティビティが楽しめる。なので、私たち夫婦も、特に用事がなく、めちゃくちゃ遠出する元気がない日はここに行くことがある。
その中で、バックカントリー(バックパックを背負って、最小限の設備しかないキャンプ場に泊まる)ができるハイキングコースがある。これがめちゃくちゃ人気でなかなか週末は予約でいっぱいなのだが、たまたま空いている日程を見つけたので、確か2,3ヶ月に予約していたので行ってきた。
過去のポイント・レイズ国立海浜公園の記事は↓
Point Reyes National Seashoreの特徴
地理的特徴: カリフォルニア州北部に位置し、太平洋に突き出た半島である。広大な海岸線と内陸の丘陵地帯が広がり、自然の多様性に富んでいる。
自然環境: 海岸線、湿地、草原、森林など、さまざまな生態系が共存している。多くの野生動物が生息しており、特にエルクや海鳥の観察スポットとして知られている。
歴史的価値: アメリカ先住民の居住地であり、現在も考古学的遺跡が点在している。ヨーロッパ人の探検や入植の歴史も刻まれている。
アクティビティ: ハイキング、キャンプ、カヤック、ホエールウォッチングなど、多彩なアウトドア活動が楽しめる。特に、春と秋に渡るクジラを見るのに適している。
観光名所:
Point Reyes Lighthouse: 歴史的な灯台であり、太平洋の絶景を楽しめるスポットである。
Tomales Bay: カヤックや牡蠣の養殖で有名な湾である。
Drakes Beach: 白砂のビーチと切り立った崖が特徴で、地質学的にも興味深い場所である。
保全活動: 生態系の保護と持続可能な観光を重視している。訪問者に対して自然への配慮が求められている。
Point Reyes National Seashoreは、自然、歴史、アウトドアの魅力が詰まったエリアであり、訪れる人々に多くの発見と癒しを提供する場所である。
Camping Ground
Point Reyes National Seashoreのキャンプ場
Point Reyes National Seashoreには、バックカントリーキャンプ場が5つあり、それぞれ異なる体験と景観を提供している。これらは全て徒歩または自転車でしかアクセスできず、車で直接アクセス可能なキャンプ場は存在しない。5つのキャンプ場が利用可能。
1. Coast Camp
ロケーション: 海岸沿いに位置し、海から近い。
特徴: ビーチへのアクセスが良く、特に家族連れや初心者に適している。潮風を感じながら静かな夜を過ごせる。
アクティビティ: 海岸での散策、星空観察。
2. Glen Camp
ロケーション: 樹木に囲まれたエリアに位置する。
特徴: 静寂に包まれた森の中のキャンプ場で、プライバシーが保たれている。
アクティビティ: 森林ハイキングや野鳥観察に最適。
3. Sky Camp
ロケーション: 高地に位置し、太平洋のパノラマビューが楽しめる。
特徴: 特に夕日が美しく、フォトグラファーに人気である。
アクティビティ: 高地でのハイキング、景色の撮影。
4. Wildcat Camp
ロケーション: 海岸沿いに位置し、滝やビーチへのアクセスが良い。
特徴: Alamere Fallsへの近さが魅力である。海辺のキャンプを楽しむ人に適している。
アクティビティ: 滝の探索、海岸での散策。
5. Tomales Bay Campgrounds
ロケーション: Tomales Bay沿いに位置する。
特徴: カヤックでしかアクセスできない特別な場所で、静けさとプライバシーを重視するキャンパーに最適。
アクティビティ: カヤック、シーカヤック、湾での星空観察。
私たちのプラン
ボートでアクセスするキャンプ場以外は週末は一気に埋まるので、その中でも一番人気がない、Glen Campgroundに行くことになった。
ボリナス・リッジ・トレイルヘッドが示されていたが、私たちは家から近いトレイルヘッド、Five Brooksからスタートした。なぜか勝手に短い(5キロぐらい)と思い込んでいたが、なんとその距離6マイル強(9キロ)ぐらいで、近いと思って、いつもより大きめのテント、無駄にでかいガスコンロなどを持参してしまった(笑)そのおかげでいつもより快適ではあったが。
準備
場所も近いし、大した距離も歩かないだろうと、前日に軽く準備。
いつものバックパック、寝袋、マット、枕(通常は持っていかず、洋服を詰めた袋などで代用するが)、フリーズドライのご飯、袋ラーメン、味噌汁など。
キャンプ場は飲み水が引かれているとのことだったが、そういう水はフィルターを通す方が安全で、この日のためだけにフィルターを新調するのも無駄ということで、水をトータル6L準備した。さらに、当日、ペットボトルを5本たいして、トータル8Lぐらいを持参。これだけで重い。
いつもはコンパクトなジェットボイルを持っていくのだが、でかいガスコンロをなぜかチョイス。鍋もやかんも持っていき、たった短いバックカントリーなのに、いつもより重くいつもより容積も増えてしまった。
ということで、週末のバックカントリーの旅。ショートトリップ。
(続く)