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わたしは奇跡に生かされている

周りから認められることを

生きがいにしている方

結構多いのではないでしょうか。

「私は会社で誰よりも頑張って働いている」

「私は他の誰よりもスキルがあり仕事ができる」

「私は職場の誰からも好かれているし

実際 頼られる存在だ」

など周りから認められる要因は

いろいろあると思います。

しかし、もしそれらが果たせなくなったら

どうなるでしょうか?

例えばあなたが病気をして

長期に会社を休まなければ

ならなくなったとします。

ただ寝ることしかできない状態で

あなたは何を思うでしょうか?

「あんなに仕事頑張ってきたのに、

会社を休んでしまって自分は迷惑な存在だ」

「仕事に行くことすらできない自分は情けない」

「病気をした自分を頼る人なんかもういない」

こんな風に

全てが終わってしまったかのような

絶望を感じると思います。

そして、この絶望感からは

そう簡単には抜け出せません。

長いです。

何度も何度も

「情けない」

「自分なんて必要ない」

「迷惑かけて申し訳ない」

こんな思いが

無限ループのように襲ってきます。

しかし

この永遠とも思える無限ループも

時間の経過とともに

だんだんと薄皮を剥ぐように

収まってきます。

明けない夜はありません。

そして

少しだけ前向きに考えることが

できるようになったとき

そのときは

「私は愛されている」と思えば良いです。

「会社を休ませてもらっている。ありがたい」

「家族が心配してくれている。ありがたい」

「もっと大きな病気になる前に

身体が教えてくれた。ありがたい」

そう思えたら

少しだけ救われるはずです。

でも、どうしても

「私は愛されている」と思えないとき

そのときは

「私は生かされている」と

思えば良いです。

この地球に私たちが生まれて

今こうして生きている。

私が私として

この地球に生まれてくる確率は

奇跡でしかありません。

その奇跡の中で

何らかの力によって

生かされているということ

もうこれだけで充分ではないでしょうか。

私たちは奇跡の存在であり

毎日生かされていることへの感謝を忘れずに

生きていきたいものです。

私は以前大きな病気をして

寝たきりになったことがあります。

今回はその時のことを思い出して

書いてみました。

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