社会人ダイヤログ No.1 西村千恵さん
2021/05/19 14:00〜16:30
今回は旦那さんである西村琢さんからご紹介いただいた、西村千恵さん!
まさか奥さんを紹介していただけるなんて思ってもみなかったけど、ほんとご縁に感謝だなと。
千恵さんは、逗子在住の3児のお母さん。仕事やライフワークを生き生きとしている方に会いたいという自分のリクエストに旦那さんの琢さんが答えて下さり、ご紹介していただいた。本当にパワフルでありながらも、懐の深い優しさのどこかに強さを感じるような方だった。
FARM CANNINGの代表で、ライフワークとして廃棄されるはずの有機野菜をドレッシングにして販売したり、都会に住んでるけど農業に憧れがある人を月に何度か逗子に呼んで、畑づくりだったり、コミュニティ作りをされていいる。
千恵さんの詳しい活動についてはこちら↓↓↓
待ち合わせは逗子にあるオシャレな海の見えるイタリアンで大学生が行くには場違いな気がして、めちゃくちゃ緊張した。(笑)
西村さんはまだ0歳の息子さんを抱いて登場。
最初は、緊張もあったけど自分の話をしていくとすごく自分の話にも興味を持ってくれたし、話していてとても楽しかった。
話していて自分といろんな共通点があった。
高校時代に国際協力を志していたこと、大学時代からいろんな活動をしていたこと、西村さんの旧姓が橘高(きったか)で、自分の地元の福山(広島県)にルーツがあること、農業に興味を持っていること、ヨーロッパの文化に興味があることetc...
考え方の部分でも、自分を満たさないとエネルギーが湧かない、人に貢献しようと思えない。だから、ファームキャニングでの体験を通して、なかなかやりたいことがあるけど踏み出せない人のマインドをオセロのようにひっくり返したい。
何かを通して、人のマインドを変えたいと願っている部分があるってこと。
自分を満たせる人は、輝いている。
1番印象に残ったのは、「人生は自分のお気に入りを見つけていく旅。」って言葉。
自分が何が好きで、何に喜びを感じられるのか、それを知っていて、それで自分を満たして生きていくことがめちゃくちゃ大事。
自分が最近課題としている自己承認って言葉も出てきて、本当にびっくりだった。
自分を自分で承認できない、他人に承認を求める人は苦しくなってしまう。
社会的に大きなことをやっている人でも、自分のためではなく、地位や名誉人に承認される心がカサカサになってしまっている人っている。
自分の心を自分で潤わすことが出来れば、行動するエネルギーが生まれるし、人にもたくさん貢献しようと行動できる。
千恵さんのルーツ
千恵さんは、高校時代にドイツに留学していて、その時のヒッピーであるホストマザーに大きな影響を受けたそう。
日本だと子どもが親に日常の悩みを相談することも多くあるけど、千恵さんがホストマザーに相談ごとをしてかけられた言葉は、
「そんなの知らないわよ。あなたの人生なんだから、あなたが決めなさい。」
そんな言葉だったらしい。確かに厳しい言葉に聞こえるけど、凄く本質的で、自分の人生は自分で決めるという欧州の文化がよく出ている言葉だと思う。
日本では、子どもが親や先生の言う事に従う文化が根付いているから、大人と子供で上下関係なものが無意識的に出来上がっているし、そういう文化が少なからず子どもの自分で考える力を奪ってしまっているなと感じる。
だから、ヨーロッパのような、大人も子どももあくまで一人の人として意見を尊重する。人として対等である。というような雰囲気は自分の人生を自分で選択していくという意味でとても重要だと思う。
そんなホストマザーの影響や、千恵さんが元々持っていた人に指示されるよりも自分が旗揚げして進めていく気質もあって、大学卒業後は就職をせずに自分で飲食店を経営することを選んだそう。
大学時代から、保育支援だったり、イタリアから輸入した靴を販売する店でバイトをしたり、自分でヨーロッパから輸入した商品を販売してバイヤーをやってみたり、いろいろなことをしていたそうで
千恵さん曰く、お金や人など時間をかけて念入りに準備をして失敗するより、小さく始めて失敗したほうが自分の好き嫌いが分かるし、失敗した時も自分へのダメージが小さい。
そんな風に自分の興味のあるところに小さな種をいくつか蒔いておいて、それが目を出すのを待つ。
その時に千恵さんは、蒔いた種の目が出なくてもいいから、自分が楽しんでやっていることが一番だって。
千恵さんの話を聞いていて終始よく出てきていた言葉が、自分が楽しんでいることが大切。だったり、そんなに真面目に考えなくてもいいよ。自分が頑張り時だった思ったときに自分が頑張れればいい。と言う楽観性を感じる言葉。
旦那さんの琢さんにお話を伺った時もそうだったけど、自分の興味のあるものに種を蒔いていく考え方や、物事を楽観的にとらえて進んでいく考え方が色んな機会やご縁が自分に入ってくる秘訣なのかなと感じた。
それと印象に残ったのが、自分の心が決まって、実力が伴って来れば自然とチャンスが巡ってくるという話。
自分の心が決まっていると、納得感を持って行動できるし、大変な状況になった時でも自分の決めたことだからと踏ん張りが効く。
逆に自分の心が決まっていないと、踏ん張りが効かないし、自然とチャンスもめぐってこない。
自分の決めた道で目の前のことに全力で取り組んでいれば、自然と機会も入ってくるし、大変な時期を乗り越えることで、人として成長できる。成長できれば、また新たな機会が巡ってくる。
そんな風に社会人になってからいろんなことがトントン拍子に決まって、今の活動に至ったそうだ。
千恵さんは、僕の話も興味を持って聞いてくださって、なんで休学したのか、なぜ社会人の人と話しているのか、普段はどんな生活をしているのかいろいろ聞いてくださった。
お子さんから目が離せない大事な時期にも関わらず、嫌な顔一つせず、自分の話を聞いてくださった。
ダイアログを終えて
お子さんから目が離せない大事な時期にも関わらず、お子さんを抱えながら終始笑顔で話して下さり、本当にあっという間の2時間半だった。
自分を自分で満たしていく考え方であったり、ヨーロッパの文化的な話、これからやろうとしている活動のことなど、本当にいろんなことを話して下さって、自分も普段考えていることを話すことで整理することが出来た。
また逗子や畑にも遊びにおいでと言ってもらえたので、またぜひ遊びに行けることを楽しみにしてる。
千恵さん、お忙しい中ありがとうございました!!
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